昨年から全国各地で発生している強盗事件。
その事件の指示役とされる「ルフィ」こと渡邊優樹容疑者と、お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんに接点があったことが世間を騒がせていますよね。
今回は、兼近大樹さんの黒い過去や“ルフィ”との関係など、気になることを調べてみました。
・プロフィール
引用元 https://instagrammernews.com/
名前 兼近 大樹 (かねちか だいき)
生年月日 1991年5月11日
現年齢 31歳
出身地 北海道札幌市北区
身長/体重 172cm/60kg
血液型 O型
所属 吉本興業東京本社
NSC東京校19期生。
2017年、チャラ男漫談を披露していたりんたろー。に兼近さんが声をかけ「M-1グランプリ」に出場。
同年12月に正式にコンビを結成した。
2018年7月に出演した『ゴッドタン』をきっかけに注目を集め、同年11月には吉本興業所属芸人で最速となる結成11カ月でルミネtheよしもとでの単独ライブを開催。
2020年1月、きつね×EXIT名義で配信シングル「L.O.K.F」を、同年3月にスカイピース、Da-iCEとのコラボ曲を収録した自身初のシングルCD「EXSID」を発売。
アパレルブランド「EXIEEE」のプロデュースを手がけるなど幅広く活動する。
趣味・特技はラーメン、読書、カラオケ、パチスロ、スロット、子供と遊ぶこと、野球。
・壮絶な生い立ち…?
引用元 https://instagrammernews.com/
今年1月、“ルフィ”との関係が取り沙汰された兼近さんは、

とコメント。
2人の関係については後ほど取り上げますが、「想像を超えたイカれ少年期」とは一体どういうことなんでしょうか?
どうも、その背景には壮絶な生い立ちが関係しているようです。
兼近さんは北海道札幌市北区出身で、4人兄弟の3番目の子供として生まれました。
父親は建設業を経営していたそうですが、かなり羽振りは良かったそうですが、兼近さんが幼少期に破産し極貧生活に…。
当時の貧乏エピソードをいくつかご紹介すると。
- 家に食べ物がなかったため、小学校2、3年生の時にティッシュにマヨネーズをかけて食べていた
- 家に食べ物がなさすぎて、お姉さんがネズミに指をかじられる
- クリスマスの朝に起きたらプレゼントはなく、「サンタです。来ました」という手紙だけが置いてあった
・・・まるで戦後すぐの話みたいですね。
その後、兼近さんが中学生に上がってすぐに両親は離婚。
2歳年下の妹と共に母親に引き取られました。
母親は、昼間は工場で働き、夜はスナック勤めするなど必死に働いたそうですが、それでも生活は苦しかったといいます。
住んでいた家がボロボロで同級生からは“屯田兵の生き残り”と呼ばれていたんだとか。
こどもは時に残酷ですが、その極貧生活の中でも小学1年生から始めた野球で才能を発揮し、中学になると強豪校からスカウトされるほどに。
しかし、家の経済事情を考えて野球を断念…。
母親には「もう野球に興味がなくなった」と説明したそうです。
野球から離れた兼近少年は定時制高校に進み、在学中から学費を稼ぐために朝は新聞配達、昼は建設業のアルバイトをしていたといいます。
そして、本格的に家計を助けるために高校を自主退学し、働き始めたのでした。
自分のことよりも母親や妹のことを優先する優しい少年だった兼近さんでしたが、悪いことに不良グループと行動を共にするようになるのです…。
・黒い過去とは…?
兼近さんは当時の状況を

と話しています。
いわゆる周囲にいるのは“反社”ばかりで、自身も犯罪に関わってしまい、2度の逮捕を経験…。
2011年、風俗店で働いていた19歳の時に、女子高生への売〇斡旋を行った容疑で逮捕されています。
この事実が広く知られるようになったのは、2019年9月5日発売の『週刊文春』による報道でした。
文春によると、2011年4月に札幌市に住む当時高校3年生の女子生徒に携帯電話の出会い系サイトで知り合った男性と市内のホテルでいかがわしい行為をさせ、現金1万5000円を受け取らせたとのこと。
同年11月に〇春防止法違反容疑で逮捕され、簡易裁判所で罰金5万円の判決を受けていたことを報じています。
兼近さんは報道があった同日、Twitterで謝罪するとともに

と、自分の十字架を背負い続けること、色々なことを経験した自分だからこそ伝えられることがあるとも話しています。
しかし、文春砲はこれだけに終わらず、2012年にも窃盗事件に関与した容疑で逮捕されていたことも報じたのでした…。
・強盗事件指示役ルフィとの関係は…?
2012年4月、兼近さんが20歳の時、北海道札幌市のマンションの一室から現金約1000万円が盗まれる窃盗事件が発生。
同年8月には兼近さんを含む4人が逮捕…。
当時の新聞には、ホストクラブ従業員の男性宅に侵入し、現金約1000万円入りの耐火金庫などを盗んだ疑いで、札幌市内の『不動産業渡邉優樹容疑者』と『飲食店従業員兼近大樹容疑者』が逮捕されたと報じられています。
この渡邉優樹容疑者こそが、一連の広域強盗事件の指示役(グループ)といわれる“ルフィ”こと渡邊優樹容疑者。
兼近さんは逮捕から10日で釈放され不起訴処分となっていますが、どういう関りを持っているのでしょうか?
兼近さんが執筆した自伝的小説『むき出し』には、当時を振り返るような記述があります。
売〇の斡旋容疑で逮捕された主人公は、検察庁の待機室で「手首の袖から和彫りをチラ見せしている男」と出会い、意気投合。
主人公はその男からバーの経営を任せられるなど子分のような立場に。
その後、男から

と依頼され、言われるがままに業者を呼んで解錠。
しかし、それは空き巣の手伝いであり、主人公は警察に捕まるという話。
フィクションもあるようですが、なんだか、この事件は“闇バイト”で真実を知らされず、受け子や運び屋をやらされていた人たちと重なる部分がありますね。
物語の主人公は上京し、兼近さんも人生をやり直すために芸人の道へ進みましたが、渡邉容疑者は変わらないどころか、悪の道へと突き進んでいったようです。
渡邉容疑者らのグループは、2018年11月~20年6月まで約2300件の特殊詐欺事件に関わり、被害総額は60億円以上に上るといいます。
卑劣な方法で兼近さんを陥れようとした渡邉容疑者ですが、兼近さんが芸能界で有名になると

と自慢気に話していたんだとか。
・・・盗人猛々しいとはまさにこのこと。
広域強盗事件に渡邉容疑者が関わっている疑惑が浮上したことで、兼近さんが過去の窃盗事件で渡邉容疑者とともに逮捕されたことに注目が集まりました。
兼近さんは渡邉容疑者との関係、そして現在は関わりがないことを丁寧に説明。
兼近さんのことをよく知るファンなどは一定の理解を示しましたが、凶悪犯と知り合いだったことに拒否感を示す人も少なくありませんでした…。
・芸能界引退か…?
引用元 https://instagrammernews.com/
兼近さんと渡邉容疑者との関係がクローズアップされたことが影響してか、時期を同じくしてエースコックのCMが削除されたり、兼近さんが出演する予定だったイベントが急遽中止されたりと不穏な空気が流れています。
匿名性の高い掲示板では批判的な書き込みが相次ぎ、もしかすると兼近さんが関係する企業にもクレームが殺到したのかもしれません。
直接手を汚さないで凶悪事件を引き起こす渡邊容疑者たちへの嫌悪感や怒りの感情が、兼近さんにも向けられてしまっているとしたら残念なことですが、スポンサーが兼近さんを起用しづらくなることは事実…。
最悪、芸能界引退も考えられる状況ですが、先輩芸人たちが兼近さんをバックアップする姿勢を見せているようです。
ただ、いくら芸人たちが支えてくれるといっても肝心のスポンサーが離れてしまえば、テレビ局も兼近さんを起用できないでしょうし、そう単純な話ではないようです。
渡邊容疑者に怒りをぶつけたいのは兼近さん自身でしょうし、(騙されて逮捕された)被害者としての立場を強調してもいいのかもしれませんが、過去の行いに真摯に向き合い、これからの行動で示していくことが大切。
なによりも大事なのは、(今回の件でお笑いから離れ)ワイドショーに出演するような“文化人”気取りの芸人にはならず、人々を笑わせ続けてくれる一芸人で居続けてくれることなのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。