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小田凱人が車椅子になった病気は骨肉腫?現在の年収やランキング&本当は歩ける?

車いすテニス界のレジェンド・国枝慎吾選手の後継者と名高い小田凱人(おだ ときと)選手。

そんな小田凱人選手は、2023年6月に開催されたた全仏オープンで優勝。

史上最年少でグランドスラムを初制覇したことで更に注目が集まっていますよね。

そこで今回は、小田凱人選手について調べてみました。

 

 

 

・プロフィール

 

引用元 https://twitter.com/

 

名前 小田 凱人 (おだ ときと)

生年月日 2006年5月8日

出身地  愛知県一宮市

身長 175cm

血液型 型

利き手 左

所属 東海理化

 

 

 

10歳から車いすテニスを始めると、18歳以下世界No.1決定戦「世界Jr.マスターズ」単複優勝、世界Jr.ランキング1位等、数々の偉業を最年少で達成。

2021年には、世界国別選手権BNP PARIBAS WORLD TEAM CUPジュニアカテゴリで日本の初優勝に貢献。

史上最年少で車いすテニスジュニア世界ランキング第1位となる。

2022年4月、東海理化と所属契約を結び、28日にはプロ転向を表明。

5月の全仏オープンでは16歳23日でのグランドスラム史上最年少出場を達成しベスト4入りを果たした。

2023年1月には全豪オープンで準優勝を果たし、4月に開催された天皇盃ジャパンオープンで初優勝。

6月に開催された全仏オープンを制覇。

名実ともに車いすテニスのトッププレイヤーとして活躍する。

 

 

 

・現在の年収や世界ランキングは…?

 

2022年4月28日にプロ転向を発表した小田凱人選手。

同年5月、初めての4大大会となる全仏オープンでグランドスラム史上最年少出場(16歳23日)を達成し、見事にベスト4入り。

そして、決勝進出をかけ対戦したのは、車いすテニス界のレジェンドである国枝慎吾選手でした。

 

車いす生活になった幼き小田凱人選手をが、車いすテニスを始めるきっかけとなったのが国枝慎吾選手。

憧れの選手を相手に固くなってしまったのか、結果は完敗。

その後、“打倒国枝”を掲げ、更なる飛躍を誓ったのでした。

 

そして、2023年6月上旬、フランス・ローランギャロスで行われた全仏オープン 車いす部門にて、小田凱人選手が史上最年少(17歳33日)で優勝を果たしました。

小田凱人選手の名前の由来となったのは、フランスにある“凱旋門”なんだとか。

縁のある地で快挙を達成した小田凱人選手は、世界ランキングでも快挙を達成したのでした。

 

https://twitter.com/ULTRASPORTS7/status/1667490370429796354

 

6月12日発表の最新世界ランキングにおいて小田凱人選手の世界ランク1位が確定。

こちらでも史上最年少の記録を更新しました。

 

17歳でありながら、車いすテニス界のトップに立った小田凱人選手。

気になるのはその年収ではないでしょうか?

 

まず、テニスの4大国際大会(グランドスラム)を優勝した場合、車いすテニスの賞金は数百万円。

ちなみに一般の場合は3億円ほどと、その差は歴然…。

 

小田凱人選手の憧れで、長年トッププレイヤーとして活躍した国枝慎吾さんの年収は、4000~5000万円程度といわれています。

こちらはスポンサー料を含めての金額となるようで、小田凱人選手も、今年4月28日に日本生命保険とスポンサー契約を結んでいます。

小田凱人選手も今後多くのスポンサーと契約を結び、国枝慎吾さん以上の年収になることも考えられますよね。

 

ここで見ていただきたいのが、米・フォーブス誌が掲載した2022年版テニス選手の収入ランキングトップ10。

 

1位:R・フェデラー 9,000万ドル(約123億円)
2位:大坂なおみ 5,620万ドル(約77億円)
3位:S・ウィリアムズ 3,510万ドル(約48億円)
4位:R・ナダル 3,140万ドル(約43億円)
5位:N・ジョコビッチ 2,710万ドル(37億円)
6位:E・ラドゥカヌ 2,110万ドル(28憶8,000万円)
7位:D・メドベージェフ 1,930万ドル(26憶4,000万円)
8位:錦織圭 1,320万ドル(約18億円)
9位:V・ウィリアムズ(アメリカ) 1,200万ドル(約16億4,000万円)
10位:C・アルカラス(スペイン) 1,090万ドル(約14億9,000万円)

出典 https://news.tennis365.net

 

リハビリに時間を費やしていた、錦織圭選手の2022年の年収が約18億円であることを考えると、車いすテニスの選手の待遇はまだまだ改善すべき点が多いのかもしれませんね。

 

 

現在の年収が気になる有名人は…?

板野友美さんの現在の年収は…?

佐藤緋美さんの現在の年収は…?

 

 

・車椅子になった理由は骨肉腫…?

 

病魔が襲ったのは小学3年生(9歳)の時。

当時、小田凱人選手はサッカー少年でした。

サッカーの試合中に急に足が痛くなり、靴下も履けないぐらいの痛みになったそうで、病院へ行くと即入院。

医者からは手術することを勧められたそうです。

 

病名は骨にできるガン・骨肉腫でした。

 

骨肉腫とは?

10代から20代の若年者の膝の周りや肩の周囲に発生することが多くなりますが、高齢者にも一定の割合で発症します。

主な症状は痛みですが、レントゲン検査で骨に変化があらわれるまで症状が出ないことも珍しくありません。

治療方法は抗がん剤治療と手術(外科治療)からなり、放射線治療はあまり効果がありません。

本邦での年間発生は200人から300人。現在の5年生存率は70%程度。

出典 https://www.ncc.go.jp

 

骨肉腫は100万人に1~2人の割合で発症し、10代から20代の若年者の膝の周りや肩の周囲に発生することが多いといわれています。

原因は現在のところ不明なんだとか。

肉腫は血液の流れで運ばれて肺などに転移することが多く、早急に対処することで生存率が上がるとのこと。

小田凱人選手は12時間に及ぶ大手術を経て、それからは抗ガン剤治療を行いました。

その後、約9か月もの長い療養生活を余儀なくされました。

 

手術した後とかめちゃくちゃ痛くて、毎日泣いてるような感じで、大きい病気だったんだなって、治療が全部終わってから感じました

 

リハビリを重ねる小田凱人選手に、主治医からは様々なパラスポーツを勧められたんだとか。

そして、小田凱人選手の目に留まったのが、ロンドンパラリンピックの決勝を戦う国枝慎吾選手の姿。

 

 

小学校のクラスメートの前で「車いすテニスで世界一になる」と宣言した小田凱人選手は、見事にその目標を達成。

 

骨肉腫にかかった、特に少年少女には、そんなに悪いことじゃないよっていうのは自分のプレーでも伝えたいし、発言でも伝えていきたい。

何か一つ頑張ることができれば変わると思う。

そこはぜひ、自分の活躍、活動だったり、今回のグランドスラム優勝を見てもらって、(悪いことじゃないと)とらえてほしい。

 

小田凱人選手が車いすテニスを始めたきっかけは、入院中に見た国枝慎吾選手の姿でした。

そんな国枝慎吾選手は2023年1月に引退を表明。

次は自分のプレーで、難病と闘う子供たちを励ましていきたいと語っています。

 

彼が引退した今、僕が別の歴史を作りたい。少しプレッシャーを感じるが、それを楽しみたい

 

小田凱人選手の作る歴史がどんなものになるのか、見守っていきたいですね。

 

 

 

・本当は歩ける…?

 

小田凱人選手は、実は歩けるのでは?と噂されているそうです。

調べてみると、確かに歩けるみたいなんです。

 

(骨肉腫が)再発する可能性は今もまだあるという状況で、3カ月に1回検診に行って診てもらうという感じ。

人目に付かないところではなるべく歩いたりして。(足を)使わなさすぎるのも弱ったりするのにつながっちゃうので日常生活では立って生活するよう、心がけています。

 

小田凱人選手の足は、人工関節に腹直筋の一部を巻き付ける形で移植しているため、今でも足の左右差があり左足の後遺症が残っているそうです。

これまでに2度、肺にガンが転移。

再発の可能性もまだあるんだとか…。

現在も定期的に検診を行い、日常では足の筋力が落ちないように立って生活しているそうです。

小田凱人選手が歩けるといっても、それはリハビリで行っていることであって、車いすを手放せるような状況ではないようですね。

小田凱人選手が見せる明るい表情や強気なコメントの裏には過酷な現実と向き合い、そして戦っている姿があることを忘れてはいけません。

 

 

7月開催のウィンブルドンで見事初優勝を飾っています。

全仏オープンに続き、四大大会を2大会連続で制覇!

もはや小田凱人選手の勢いを止められる選手はいないのかもしれません。

 

そんな小田凱人選手の目標はパリパラリンピックでの金メダルなんだとか。

 

もちろんパリパラリンピックでの1番というのを目標にしていますし、そこにたどり着くまでの過程が大事かなと思っていますので、頑張っていきたいです

 

今後も厳しい戦いが待っていることが予想されますが、きっと小田凱人選手にとってはパリも通過点。

これからも病気に負けず、レジェンドと呼ばれるまで頑張ってもらいたいですね。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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