2023年7月12日、タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんが亡くなったことが報じられました。
時間が少し経った現在も受け入れることは難しいですよね…。
明るいキャラでお茶の間の人気だったryuchellさんは、なぜ悲しい最期を迎えることになったでしょうか?
今回は、ryuchellさんの死因や死を選ぶことになった原因について迫ってみようと思います。
・プロフィール
引用元 https://twitter.com/
名前 ryuchell (りゅうちぇる)
本名: 比嘉 龍二 (ひが りゅうじ)
生年月日 1995年9月29日
没年月日 2023年7月12日
出身地 沖縄県宜野湾市
身長/体重 172cm/56kg
血液型 O型
所属 比嘉企画
原宿の古着店で働く傍ら、読者モデルとして芸能活動をスタート。
個性的なファッション、明るく奔放なキャラが話題となり、パートナーのpecoさんと共にバラエティ番組からひっぱりだこに。
2018年2月14日、RYUCHELL名義で配信シングル『Hands up!! If you're Awesome』でアーティストデビュー。
2021年10月、「株式会社比嘉企画」代表取締役に就任。
育児やSDGs・報道番組への出演など活躍の幅を広げていた。
・元嫁は誰…?
ryuchellさんのパートナーとして思い浮かぶのは「peco」(ぺこ)さんしかいませんよね。
引用元 https://www.instagram.com/
名前 peco (ぺこ)
本名: 奥平 哲子 (おくひら てつこ)
生年月日 1995年6月30日
出身地 大阪府堺市
身長 158cm
血液型 A型
所属 比嘉企画
ryuchellさんが18歳の時、pecoさんとバイト先の古着屋で知り合い、出会いから2か月後の2014年5月に交際をスタートさせました。
半年後には同棲をはじめたんだとか。
当時、モデルとして人気だったpecoさんの彼氏として『行列のできる法律相談所』に出演。
ryuchellさんの個性的なキャラが受け、「ぺこ&りゅうちぇる」として、多くのバラエティ番組に出演されてきました。
2016年12月31日、結婚を発表。
ryuchellさんが結婚に至ったときの感情は、「あれ? なんで結婚しないんだろう?」という、違和感からだったとか。
2018年7月には、第1子となる男児が誕生しています。
男の子の名前は、「リンク」くん。
リンク君というお名前は、2007年公開のミュージカル映画『ヘアスプレー』のリンク・ラーキンから。
2022年8月25日、ryuchellさんとpecoさんは婚姻関係を解消。
しかし、生活はこれまで通り3人で「新しい家族の形」を築いていくことを公表しました。
・亡くなった本当の理由は…?
りゅうちぇる、、、流石に声出た pic.twitter.com/ONeZImGdFe
— りょうめたる (@Ryometal_Death) July 12, 2023
2023年7月12日、午後5時半頃に東京・渋谷区の所属事務所でryuchellさんが死亡している状態で発見されました。
ryuchellさんの死因ですが、警視庁は自殺を図った可能性があると明かしています。
一部報道によると、首吊りをしていたという話がありますが、その場合だと…。
縊死(いし)
紐(ひも)などの類(索条)を頸(くび)の周りに巻くか、またはかけ、その端を他の物体に固定して体を懸垂し、自己の体重を利用して頸部(けいぶ)を圧迫し(縊頸(いけい))死亡すること。首つり、縊首(いしゅ)ともいう。
出典 : コトバンク
・・・ryuchellさんがどういう思いで自殺に及んだのか、想像するだけでも辛くなります。
ryuchellさんの訃報を受け、ryuchellさんの見た目がすっかり女性となっていたことに驚きを隠せない人も少なくなかったようです。
ryuchellさんが自ら命を絶つことを選んだ原因とは何なのでしょうか?
週刊誌などの報道によると、主に3つの原因が考えられているそうです。
それでは、その3つの原因をそれぞれ見ていきましょう。
・pecoとの離婚が原因…?
2022年8月25日、pecoさんとの離婚を発表。
結婚当時、ryuchellさんは「そもそも僕は、結婚願望はなかったんですよ」と発言されていました。
ただし、これはpecoさんと出会う前までの考えだったといいます。

しかし、結婚生活を送る中で違和感を覚えていったようで…。
2022年8月に離婚を発表した際、ryuchellさんはこのように発言。

また、“気づくと男でいなきゃいけないという気持ちが強くなっていた”とも明かし、自身の心が女性であることをカミングアウトしたのでした。

女性でありたいと思う気持ちが強いことに気づきながらも、男性、夫であることの自覚も必要とされ、その葛藤に長年苦しまれてきたそうです。
ただ、このryuchellさんの性的指向・性自認が理解されず、(幼い子供がいるのにカミングアウト、好きな人ができたのでは?といった憶測)に、自己中心的、責任感がないと攻撃する声は少なくなかったんです。
これは3つ目の原因と考えられる誹謗中傷の話にも繋がりますよね…。
https://twitter.com/yousayblah/status/1571097481211150336
ryuchellさんが亡くなったのは、お子さんのリンクくんが5歳の誕生日を迎えた翌日。
離婚後のryuchellさんは、どんどん綺麗になっていきました。
SNSの投稿には、子育てを放棄しているのでは?といった辛辣なコメントが寄せられることも…。

まるで一切子育てをしていないように思われてしまう事はもちろん私のせいでもあります
この子の親を辞めたつもりもありません。辞めることなんて出来ません
本当の自分を隠しながら、pecoさんとの結婚生活を続けていれば、ryuchellさんが亡くなることはなかったのでしょうか?
その答えは誰にもわかりません。
・女性化が原因…?
明らかに女性ホルモン打ったなーっていうのが分かるビフォアフ。
ぼくも打ってるから分かるけど
前までは耐えれてたことも女ホル打つと耐えられなくなるんだよね。りゅうちぇるの場合♂状態のときに色んな人からヘイト集めすぎて♀になったら耐えられなくなったんだろうなーっておも#りゅうちぇる pic.twitter.com/FB19GjmG9F
— らむろいど@脂肪豊胸DT (@axteBwaBAZVL5WJ) July 12, 2023
https://twitter.com/6f4ra/status/1679090922724941825
ryuchellさんはカミングアウト後、見た目の女性化が進み、最近では胸も豊かになっていました。
パッドを入れたり、豊胸手術はしていないと発言していることから、女性ホルモン剤を投与していた可能性が高いんだとか。
ただ、女性ホルモンを打つことにはリスクもあるようで、情緒不安定、倦怠感、意欲が低下するなどの副作用が起こることがあるそうです。
7月11日のラジオでは、「何もないのに涙が出てくる」と精神的に不安定になっていることを告白。
また、『文春オンライン』の記事によると、「最近ホルモンバランスが悪い」とryuchellさんは明かしていたといいます。
- ホルモンのせいなのかな…急激に女性化してったもんね
- 女にしか見えなくなっていたけどメンタル結構心配されてたね
- 絶望したのかな、女にはなれないから
女性ホルモンを打つことで身体は変わっていったのかもしれませんが、心は追いつかなかったのかもしれませんね。
・誹謗中傷が原因…?
ryuchellさんが亡くなる前に、「耐えようっ」と意味深なツイートをしていたことがわかっています。
ツイッターでryuchellさんの名前を検索すると、なんと「〇ね」が検索予測として出てくるんです。
これは、多くの人がryuchellさんにこの言葉を使ったことを意味します。
りゅうちぇる、かなり長い間死ね死ね言われてたのか。これはなかなか効くんじゃないかな。
見ないようにしてもメンション攻撃されるから通知来るしな。 pic.twitter.com/4qqTBI5ioV— Z李 🇺🇦 NO WAR 🕊 (@ShinjukuSokai) July 12, 2023
子供の件以前から
ここまで酷い中傷受けてたんか
りゅうちぇる…
確かにこれは萎えるのも分かるわ… pic.twitter.com/qTuoDtqslG— 𝕏天空𝕏(宮城県名取市) (@TenkuTohoku) July 12, 2023
ryuchellさんへの誹謗中傷はテレビ出演が増えた頃からあったようで、過去に政治的発言をしていたことが発覚した際、最近はカミングアウト後に誹謗中傷されることが増えていたようです。
- 戸籍は男のLGBTの職員みたいな感じで嫌な目にあったんかな
- 子育て世代の主婦から子育て放棄って言われてたんでしょ?
- 耐えられなかったんだな
- Twitterとかガルちゃんとか酷かったみたいだけど
- Twitterだよなあ、あれはキツイって
- 誹謗中傷した奴は逮捕しろよ
- 誹謗中傷も嫉妬とかあるからな、その辺が人間の暗黒部分というか
精神的に不安定になっていたことで、これまでは耐えられていたことが一気に崩壊…。
ryuchellさんが死を選んだ理由として、どれか1つではなく、すべてが繋がっているように感じます。
ryuchellさんの死をきっかけに世界を変えよう……なんてことをryuchellさんが望んでいるかはわかりませんが、多くの人が幸せに暮らせる世界であってほしいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございます。