ブンデスリーガのウニオン・ベルリン所属し日本代表としても活躍中の原口元気選手。
17日のW杯アジア最終予選・オマーン戦では、守田選手の代わりとしてスタメン出場することが期待されていましたが、出場は後半43分からと試合を終わらせるための交代となり、注目されるほどの活躍は出来ませんでした。
試合は日本が1-0で勝利しグループ2位に浮上。
以前として気は抜けない状態ですが、一時の絶望感からは抜け出せたのではないでしょうか?
現在、A代表には東京オリンピック世代が次々と抜擢され結果を出してきていますが、ベテランと呼ばれる年齢に差し掛かった原口選手はなぜ代表に召集され続けるのでしょうか?
移籍の話やプライベートなことも気になりますね…。
・・・ということで今回は、原口元気選手について調べてみました。
・プロフィール
引用元 https://instagrammernews.com/user/3173344067
名前 原口 元気 (はらぐち げんき)
生年月日 1991年5月9日
現年齢 30歳
出身地 埼玉県熊谷市
身長/体重 177cm/72kg
血液型 O型
利き足 右足
ポジション MF FW DF
所属 1.FCウニオン・ベルリン
個人成績
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2008 | 浦和 | 35 | J1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2009 | 24 | 32 | 1 | 6 | 1 | 1 | 0 | 39 | 2 | ||
2010 | 26 | 2 | 6 | 0 | 2 | 2 | 34 | 4 | |||
2011 | 30 | 9 | 4 | 2 | 1 | 0 | 35 | 11 | |||
2012 | 32 | 6 | 4 | 0 | 1 | 0 | 37 | 6 | |||
2013 | 33 | 11 | 4 | 0 | 0 | 0 | 37 | 11 | |||
2014 | 9 | 14 | 4 | 3 | 0 | - | 17 | 4 | |||
ドイツ | リーグ戦 | リーグ杯 | DFBポカール | 期間通算 | |||||||
2014-15 | ヘルタ・ベルリン | 24 | ブンデス | 21 | 1 | - | 2 | 1 | 23 | 2 | |
2015-16 | 32 | 2 | - | 5 | 1 | 37 | 3 | ||||
2016-17 | 31 | 1 | - | 2 | 0 | 33 | 1 | ||||
2017-18 | 7 | 0 | - | 1 | 0 | 8 | 0 | ||||
デュッセルドルフ | 25 | 2.ブンデス | 13 | 1 | - | 0 | 0 | 13 | 1 | ||
2018-19 | ハノーファー | 10 | ブンデス | 28 | 0 | - | 1 | 0 | 29 | 0 | |
2019-20 | 2.ブンデス | 32 | 6 | - | 1 | 0 | 33 | 6 | |||
2020-21 | 34 | 9 | - | 2 | 0 | 36 | 9 | ||||
2021-22 | ウニオン・ベルリン | 24 | ブンデス | - | |||||||
通算 | 日本 | J1 | 167 | 33 | 28 | 3 | 5 | 2 | 200 | 38 | |
ドイツ | ブンデス | 119 | 4 | - | 11 | 2 | 130 | 6 | |||
ドイツ | 2.ブンデス | 79 | 16 | - | 3 | 0 | 82 | 16 | |||
総通算 | 365 | 53 | 28 | 3 | 19 | 4 | 412 | 60 |
- 国際Aマッチ 66試合 11得点(2011年 ~ )
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2011 | 1 | 0 |
2013 | 2 | 0 |
2015 | 8 | 1 |
2016 | 9 | 5 |
2017 | 9 | 0 |
2018 | 11 | 2 |
2019 | 13 | 3 |
2020 | 4 | 0 |
2021 | 9 | 0 |
通算 | 66 | 11 |
保育園に通い始めた頃からサッカーを始め、江南南サッカー少年団に入り、2003年には第27回全日本少年サッカー大会で主力として優勝に貢献。
同年の全日本少年フットサル大会決勝では、6ゴール7アシストと大活躍し2冠達成。
中学に進学時に浦和レッズジュニアユースに入団した。
2007年、浦和レッズユースに昇格。
浦和の提携先であるバイエルン・ミュンヘンから練習生としての2年間オファーを受け、2008年には高校2年生にしてトップチームに二種登録された。
5月25日のヤマザキナビスコカップ名古屋グランパスエイト戦で公式戦デビューを果たした。
2009年1月、17歳で浦和レッズとプロ契約を結んだ。
J1開幕戦の鹿島アントラーズ戦でスタメンを飾り、Jリーグデビューを果たした。
第5節の名古屋グランパスエイト戦で、クラブ史上最年少ゴールとなるJリーグ初ゴールを記録。その後、田中達也選手や梅崎司選手など主力が負傷したこともありレギュラーに定着。
1年目にしてチーム2位となる32試合に出場。
2013年にはシャドーで定位置を掴むとリーグ戦で11得点を奪うなどエースとして活躍。
2014年5月、ドイツ・ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンへの完全移籍が発表された。
公式戦デビューとなったDFBポカール1回戦フォルトゥナ・ケルン戦に左MFとしてスタメン出場し移籍後初ゴールを決めた。
8月24日ブンデスリーガ開幕戦のヴェルダー・ブレーメン戦でもスタメンで起用され、2得点に絡む活躍を見せるが右肩関節を負傷し3週間の離脱を経験。
その間にポジションを失う。
2015年3月、第25節シャルケ04戦でブンデスリーガ初ゴールをマークしたことをきっかけに左サイドハーフの位置でレギュラーを獲得。
攻守に豊富な運動量で献身的に働くプレーぶりがパル・ダルダイ監督から評価され、そのまま主力に定着した。
2018年1月、ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフへのレンタル移籍が発表された。
13試合1得点5アシストを記録し、チームの1部昇格に貢献した。
2018年6月、ブンデスリーガのハノーファー96へ完全移籍。
11月25日、ボルシアMG戦で途中出場を果たし、ブンデス1部通算100試合出場を達成したが、自身初の公式戦無得点に終わりチームも降格した。
翌シーズンは2部から昇格は果たせなかったものの、6得点5アシストを記録する活躍を見せた。
2020ー21シーズン、9得点7アシストと前年を上回る成績を残した。
2021年5月、ブンデスリーガの1.FCウニオン・ベルリンへの完全移籍が発表され、11月19日現在でリーグ戦11試合に出場している。
・なぜ日本代表に選ばれる…?
原口選手は、2011年10月7日のキリンチャレンジカップ・ベトナム戦でA代表デビューを果たしましたが、代表の常連となったのは、(2015年6月11日に行われたイラク戦にて代表初ゴールを決めるなど)ハリルホジッチ監督から高く評価されるようになってからでした。
原口選手はハリルホジッチ監督からインサイドハーフとしての能力を買われ、「お前の良さは爆発的なスプリントではなく、長い距離を走り続けられるところにある。前線で駆け引きするよりも、少し低い位置からボールを運んだり、飛び出していくほうが相手にとっては脅威になる」と自身の武器が何であるか諭されたといいます。
その後、所属するクラブではインサイドハーフとしてプレーすることが増え、現在所属しているウニオン・ベルリンでもリーグ戦11試合に出場し4アシストを挙げる活躍を見せています。
オリヴァー・ルーネルトGMは、「ゲンキはたくさんのアイデアが湧き、ものすごくたくさんのシチュエーションをフィニッシュ2本前のボールで生み出してくれている。だからこそ彼は極めて重要な存在なのだよ」と原口選手を高く評価。
ウルス・フィッシャー監督からも「彼は試合で明快さを持っており、いつでも我々のために良いシチュエーションを作り出すことができる」と絶大な信頼を得ています。
原口選手が日本代表に選出され続ける理由は何なのでしょうか?
オマーン戦後にサッカーファンの原口選手に対する印象について書き込まれたコメントを拾ってみました。
- 原口はまだやれるな
- 何かと批判されがちな原口さんだけど今日クローザーとして入ってきたときの安心感は異常だっただろ?
- あの位置で柴崎先発使うなら普通に原口使った方がいいのにな
- 原口IHもっと見たかったなあ。ずっと調子良さそうだったのに
- いい加減原口をスタメンで使ってやれよ。一応ブンデスでずっと出てんだぞ
- 今の原口すごい良いしIH柴崎使うなら原口使ってやれよ
- 原口は出来るポジ多いから残しておきたい選手
- 原口もそうだけど複数ポジション出来る選手をもしもの時のためにベンチに置いておきたいんだよ
- 原口が10人いれば勝てる
- 原口はIH使うなら先制した後の逃げ切り要員なら一番良い。守備自体は上手くないけど詰めるスピードと量は担保できて今の面子の中では体も当てられる
- チームメイト蹴っ飛ばしてた原口があんなに献身的に走って日本代表のキャプテンにまでなるとはなぁ(別の試合)
原口選手は、複数のポジションを高いレベルでプレーできるポリバレントな選手であることから、スタメン起用はもちろん、戦術的なことや何かアクシデントがあった時の“取って置き”の選手であることから代表でも欠かせない選手となっています。
現在、日本代表では世代交代が叫ばれ、厳しい状況が続いたW杯アジア最終予選ではベテラン選手がやり玉に挙げられることも珍しくありません。
しかし、原口選手を起用してほしいという願うサッカーファンは少なくなく、これからも代表に召集され続けることに不満の声は出ないのではないでしょうか?
・今後移籍の可能性は…?
原口選手には移籍の話題はあるのでしょうか?
2020-21シーズン、ハノーファーでは、9ゴール7アシストと結果を残しましたが1部昇格はならず、契約満了を迎えました。
「ブンデスリーガ(1部)でプレーしたい。それがハノーファーを退団する唯一の理由です」と公言していましたが、その目標が叶い、5月にウニオン・ベルリンへの加入が決まりました。
原口元気、2部移籍にまつわる思惑。W杯出場への危機感、”見本市”経た売却目論むヘルタhttps://t.co/bvbzZdSIl7
(文:本田千尋【ドイツ】) pic.twitter.com/cUEzSwrzoT— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) January 24, 2018
現在、原口選手に移籍の情報はありませんが、ブンデスリーガで主力として活躍していることから、原口選手に興味を持っているクラブはあるはずですし、今季の年俸は62万4000ポンド(約9560万円)、現在の市場価値は250万ユーロ(約3億2500万円)というお得感もあり、今冬の移籍はないかもしれませんが、来年には熱心に獲得に動くクラブはあるのではないでしょうか?
移籍が噂されている選手は…?
・結婚相手の嫁や子供は…?
原口選手の結婚相手はどんな女性なんでしょうか?
原口選手の奥さんは、原口るりこさん。
1986年9月17日生まれの35歳で、以前は香屋ルリコとしてフリーアナウンサーとして活動されていました。
フリーアナウンサー、キャスター、リポーターなどが所属する芸能事務所「セント・フォース」に所属し、フジテレビONEの『プロ野球ニュース』などでMCを担当されていました。
ふたりは、2011年頃に知人の紹介で知り合い、1年ほどは友達として仲良くしていたそうですが、原口選手が「ロンドン五輪アジア最終予選でゴールを決めたら付き合って欲しい」と告白し、見事マレーシア戦でゴールを決め(4-0で快勝)交際に発展したそうです。
るりこさんは原口選手のために『アスリートフードマイスター』の資格を取り、ドイツ移籍後も遠距離恋愛を続け原口選手を心身ともにサポートしていたそうです。
2015年に3年半の交際を経て、るりこさんの亡き父の誕生日にあたる8月30日に婚姻届を提出。
2016年1月には、原口選手が生活するドイツ・ベルリンへ移住。
セント・フォースを離れました。
同年6月に一時帰国し、同月29日に自身の実家である田無神社にて挙式。
2021年11月現在、ふたりにお子さんはいないようです。
引用元 https://instagrammernews.com/user/3173344067
原口選手は数年間、ドイツ2部でのプレーが続き、年齢を重ねたことで1部のクラブに返り咲くことは難しいという評価もありましたが、30歳で見事にウニオン・ベルリンへの加入が決まり、サッカーファンからは驚きの声と共に祝福の声が上がりました。
若い頃はやんちゃで素行不良のイメージが付きまといましたが、今ではチームで見せる献身的な姿から大人になったという評価に変わり、原口選手を応援するファンは以前よりも増えたように感じます。
引用元 https://instagrammernews.com/detail/2053078847918379140
古巣の浦和レッズは世代交代を推し進めており、ベテラン選手は移籍したり引退する流れになっていますが、いつかレッズで原口選手のプレーを観てみたいです。
原口選手にはベテランとなっても必要とされる、そんな選手であり続けてほしいですね。
結婚相手が気になる選手は…?
最後までお読みいただきありがとうございます。