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前澤友作が宇宙からお金贈り?なぜ配布する&2021現在の収入源は何?

日本人初の民間人宇宙飛行士として国際宇宙ステーション(ISS)への滞在を成功させ、12月20日に帰還を果たしたZOZOの創業者の前澤友作さん。

なんと、前澤さんはISS滞在中に「宇宙から全員にお金贈り」をすると発表。

前代未聞の試みは大きな話題を呼びました。

そんな前澤さんを「お金配りおじさん」と揶揄(自虐)する声もありますが、なぜ前澤さんは他人にお金を配布するのでしょうか?

また、現在の収入減が何なのかも気になります。

今回は、前澤友作さんについて調べてみました。

 

 

 

・プロフィール

 

引用元 https://twitter.com/yousuck2020/status/1311803967316267008

 

名前 前澤 友作 (まえざわ ゆうさく)

生年月日 1975年11つき22日

現年齢 46歳

出身地 千葉県鎌ケ谷市

身長 163cm

血液型 O型

学歴  早稲田実業学校高等部

所属 株式会社スタートトゥデイ代表取締役社長

 

 

勉強も運動もできるが先生に反発するタイプの子供で、小学4年生の頃からリーバイスの古着のジーパンを履くほどオシャレだった。

早稲田実業学校に進学後、2年生からは音楽活動が中心となり出席日数ギリギリになるまで通わなかった。

その間、バンド練習のためのスタジオ代やアメリカへの旅費を稼ぐために建築系のアルバイトをしていた。

高校卒業後、アメリカへ音楽留学。

YOU X SUCK」名でドラムを担当していたバンド「Switch Style」でメジャーデビューを果たした。

ライブ会場での物販が起業のきっかけとなり、1995年に輸入レコード・CDの通販ビジネスを開始。

1998年5月、有限会社スタート・トゥデイを設立し、2000年に株式会社に変更。

2007年12月には、株式会社スタートトゥデイが東京証券取引所マザーズに上場するなど、自社が運営するZOZOTOWNを日本最大級のアパレル通販サイトとして急成長させる。

2019年9月12日、ZOZOヤフー傘下に入ることを理由に社長を退任。

2019年9月13日、株式会社スタートトゥデイを設立し代表取締役社長に就任した。

 

 

 

・宇宙からお金贈り…?

 

前澤友作さんは、2021年12月8日に日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に12日間滞在し、日本時間の12月20日に地球へ帰還しました。

ISS滞在中の12月18日、前澤さんは自身のYouTubeチャンネルを更新し、「宇宙から全員にお金贈り」をすることを発表しました。

 

「皆さん全員に、外れなしです!お金贈りをします!」とし、応募した人全員に漏れなくお金を配ることを告知した。12月19日午後6時からスタート予定。URLにアクセスし、金額が決まる抽選に参加。その結果をもって金額が決まる。全員に当たるため、ハズレはなし。電子マネーで贈られるという。また、受け取ったお金は自分で使わずに困っている人にスライドして寄付することも可能。「一世一代の決断でした。宇宙からお金贈りはたぶん誰もやったことがないと思う。地球上の皆さんもお金贈りで盛り上がってほしいです」と締めくくった。

出典 スポニチ

 

専用サイトから応募すれば、500円~100万円の電子マネーがもらえる今回の企画。

前澤さんといえば、SNSで「お年玉」をプレゼントする企画を行ったことが大きな話題を呼び、同時に賛否も呼びました。

実は今回の企画もネット上で大きな反響を呼んだのでした。

前澤さんの「宇宙から全員にお金贈り」企画について書かれたツイートをいくつかピックアップしてみると…。

 

 

この企画に興味を持っている人はかなりいるようで、電子マネーがいくら当たったか報告しているツイートも見られました。

ちなみにお笑い芸人の大久保佳代子さんは、500円が当たったそうですが「そこからの手続きが、いろいろ飛ばないといけなかったりして、やめました」と手続きの煩雑さなどがあり、断念したと明かしています。

当たったお金は個人間で寄付ができる専用アプリ「kifutown」から電子マネーで受け取るのですが、このアプリをダウンロードすることに拒否反応を見せている人は少なくなく、さらに手続きに戸惑う人もいるようです。

(個人情報を抜かれるなど)企画自体を不審がる人もいますし、「宇宙から全員にお金贈り」という前代未聞の企画が成功したかどうかは判断しかねますね…。

 

 

 

・なぜお金を配布する…?

 

前澤さんは、2016年に米経済紙『フォーブス』が発表する「日本の富豪50人」で14位にランクインし、2020年には世界で1135位、日本で23位にランクインしています。

現在の純資産は19億ドル(約2172億円)といわれており、一般人からすると途方もないお金持ちという印象ですよね?

民間人でありながら宇宙に行き、「おっとっと」や「風船ガム」を並べて食べられるかという実験を行いましたが、袋から飛び出してしまい結局手で掴んで食べるという結果に…。

 

さらに「宇宙から全員にお金贈り」という人類初であろう試みを行うなど、発想や行動力がずば抜けていることは疑う余地はありません。

そんな前澤さんは、これまで100人にそれぞれ100万円ずつお年玉をプレゼントする「お年玉キャンペーン」など、総額30億円以上のお金をプレゼントしてきました。

なぜ、前澤さんは赤の他人にお金を贈るのでしょうか?

前澤さんはISS滞在中に投稿した動画の中で、お金を贈る理由をこう明かしています。

 

一つは僕みたいにお金に恵まれた、たまたまお金持ちになった人はもっと社会に還元すべきだと思っています。もっと貢献すべきだと思っていて、その最たる方法が寄付だと思っている。なのでずっとお金贈りという名の寄付を続けてきた」とした。

出典 スポニチ

前澤氏は「お金贈りを続けてきた理由の一つに、お金を贈ることで、相手を救っているようで、実は自分も救われている、というのがあります」と説明。「電車で高齢者に席を譲った時の感覚というか。うまく言えないけど、気持ちが救われる感じ」とつづった。

出典 スポニチ

 

お金を贈る理由は2つあるそうで、お金持ちは(御金を貯め込まず)世の中にお金を還元すべきという考えで、金銭的に困っている人へお金を贈ることで良いことをしたという気持ちになれる、人を救うことで自らも救われる気持ちになることからお金を贈っているそうです。

また、お金を慈善団体などへ寄付ではなく、個人にお金を贈る理由も明かしていました。

 

「寄付の仕方は財団法人やNPOを通じてやることが多いが、個人を応援する方法をおすすめしたい。団体を通すと、最終的に困っている人に渡る金額が半額になるケースもある。ダイレクトにお金を贈らせていただくと、中間マージンがほとんどかからない。寄付額をそのままに近い状態で贈ることができる、また、相手がどんなことをしたいかわかった上で贈ることができるんですね。相手が見えることで満足度も高まる」と述べた。

出典 スポニチ

 

当初、前澤さんがお金を贈ることを企画した際には税金対策としてや売名行為を疑う人が後を絶ちませんでしたが、(税金対策の面はあると思いますが)前澤さんの考えでは、本当にお金を贈りたい人を選べる、某財団や団体に中抜きされずにそのままの金額を渡せることにメリットを感じて個人に対しお金を贈っているようですね。

 

ちなみに前澤さんは以前、「お金配りおじさん」を自称していましたが、2021年2月に感謝・尊敬・応援の気持ちを込めて、今後は「お金配り」から「お金贈り」と呼ぶことに決めたそうで、ただのお金持ちの道楽とは捉えられたくないという意思もあるのではないでしょうか?

こういった考えや行いを偽善と捉える人もいますが、助かる人がいることは事実ですし、お金贈りが(個人情報の収集で)詐欺などに悪用されなければ批判される筋合いはないのかもしれませんね。

 

 

 

・現在の収入源は何…?

 

前澤さんの純資産が2000億円以上あることはお伝えしましたが、収入源はどうなっているのでしょうか?

以前はZOZOの株の36%を保有している筆頭株主として、年に40億円の配当があったといいます。

社長を務めていたZOZOヤフー傘下になった後には、2019年9月13日に株式会社スタートトゥデイを設立し代表取締役社長に就任しています。

 

2020年8月には、アパレル専門店3位のアダストリア(グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム、スタディオクリップ、ジーナシスなど)の第2位の株主に。

同じくアパレル専門店6位でセレクト業界トップのユナイテッドアローズの第2位の株主になっています。

 

これに投資家が反応したことでZOZOの株価が上がり、ZOZOの時価総額は500億円ほど増えることに。

前澤さんは現在もZOZOの株を17.51%所有していることから資産が増えることに繋がっています。

 

前澤さんは現在、FinTech(フィンテック)事業に力を入れており、実行組織として、2020年11月に「株式会社ARIGATOBANK」を立ち上げました。

FinTechとは、金融(Finance)と技術(Technology)を合わせた言葉で、キャッシュレス決済や仮想通貨、クラウドファンディングなどに関わる事業を行うそうです。

2021年7月には、「寄付で応援したい人と何かに挑戦したい人をつなぐ新しい寄付のプラットフォーム」である「kifutown」を本格始動させています。

 

引用元 https://twitter.com/yousuck2020

 

宇宙から全員にお金贈り」企画の際に賛否があったことはお伝えしましたが、前澤さんの事業である「kifutown」を絡ませたことで単なるお金贈りではなく、何かに利用されるのではないかと疑念を持った人は少なからずいました。

ほとんどの人が500円の当選だったことから、よくある「アプリをダウンロードしたら○○円分のアマゾンギフト券プレゼント」と同じような印象を与えたのかもしれませんね。

 

まあ、事業の普及に繋がることを考えれば「宇宙から全員にお金贈り」企画の宣伝効果は抜群で、(批判する人も)前澤さんのしたたかさを改めて思い知ることになったのではないでしょうか?

前澤さんはお金を使えば使うほど儲かるという羨ましすぎるサイクルに入っていますし、これからもお金贈りの企画をバンバン行うことで自身も幸せになってもらい、コロナ禍で閉塞感のある日本を少しでも明るくしてくれるといいですよね。

次に前澤さんが何を始めるのか日本中が注目していますし、私も楽しみにしたいと思います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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