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廣中璃梨佳の帽子やシューズはどこの物?出身の中学高校&10000mの記録は?

2023年夏の世界選手権・女子10000メートルで7位入賞を果たした廣中璃梨佳 (ひろなか りりか)選手。

2021年の東京オリンピックでも7位に入賞しており、文字通り、日本女子長距離界のエースと呼べる存在。

今回は、『和製ラドクリフ』とも呼ばれる廣中璃梨佳選手について調べてみました!

 

 

 

・プロフィール

 

名前 廣中 璃梨佳 (ひろなか りりか)

生年月日 2000年11月24日

出身地  長崎県大村市

身長/体重 164cm/45kg

所属 日本郵政グループ

 

 

 

中学入学後に本格的に陸上競技を始め、3年生の時に長崎県中学駅伝で1区の区間賞を獲得。

2016年、全国女子駅伝のメンバーに選ばれ、3区で区間賞を獲得し全国的に注目されるように。

同年、卜部義信監督から誘われ長崎市立長崎商業高校陸上部へ入部。

3年生の時に全国高校駅伝に出場を果たし1区区間賞を獲得。

長崎商業高校は26位でした。

2019年に憧れの選手である鈴木亜由子さんが所属する日本郵政グループに入社。

2021年、東京オリンピックにおいて、5000mで9位、10000mで7位入賞を果たした。

 

 

 

・出身中学と高校はどこ…?

 

※学校名と主な成績

 

出身中学 大村市立桜が原中学校

 

・2015年

全日本中学陸上・北海道 800m 6位

 

・2016年

全国女子駅伝 3区 中学3㎞ 区間賞 (9分20秒)

 

 

 

 

出身高校 長崎市立長崎商業高等学校 (偏差値55)

 

・2016年

岡山インターハイ2016 1500m 8位 (4分18秒71)
岡山インターハイ2016 3000m 5位 (9分03秒51)
第71回国民体育大会(岩手) 少年女子B800m 2位 (2分10秒93)
第71回国民体育大会(岩手) 少年女子共通1500m 3位 (4分22秒77)

 

2017年

全国女子駅伝 4区 4km 区間賞 (12分47秒)
山形インターハイ2017 1500m 4位 (4分17秒82)
山形インターハイ2017 3000m 7位 (9分05秒66)
第72回国民体育大会(愛媛) 少年女子A3000m 4位 (8分56秒29)

 

・2018年

全国女子駅伝 4区 4km 区間賞/区間記録 (12分32秒)
クロスカントリー日本選手権 U20 6km 優勝 (19分50秒)
アジアクロスカントリー選手権 U20 6km 銀メダル (20分45秒)
アジアジュニア選手権 1500m 優勝 (4分17秒82)
第102回日本選手権(山口) 5000m 9位 (15分45秒46)
三重インターハイ2018 1500m 7位 (4分20秒40)
三重インターハイ2018 3000m 6位 (9分16秒63)
第73回国民体育大会(福井) 少年女子A3000m 3位 (8分57秒78)
U20世界選手権 1500m 11位 (4分21秒31)
全国高校駅伝女子 1区 6000m 区間賞 (19分01秒)

 

 

中学2年生まで目立った活躍がなかった廣中璃梨佳選手。

3年生の時に全日本中学陸上女子800mで6位入賞。

第34回全国女子駅伝の3区で9人抜きを披露。

 

区間賞を獲得したことで青紫色の帽子を被った少女は一躍全国から注目されることに。

高校進学後、国民体育大会では3位以内に入るものの、インターハイでは1500m、3000mで入賞止まりでした。

 

高校時代の恩師である卜部義信監督から、“1年の時よりも2年、2年の時よりも3年の時”という地道なトレーニングを重ねていく方針のもと、着実に力をつけていきました。

3年生の時に出場したクロスカントリー日本選手権(U20)の女子6kmで優勝。

アジアクロスカントリー選手権(U20)の女子6kmで準優勝、アジアジュニア陸上女子1500mでは見事に優勝しています。

 

 

 

・これまでの自己ベスト記録は?

 

・自己ベスト記録

  • 1500m 4分16秒48
  • 3000m 8分52秒80
  • 5000m 14分52秒84 (日本歴代 2位)
  • 10000m 30分39秒71 (日本歴代 2位)

 

日本郵政グループに入社後にさらに成長を続けた廣中璃梨佳選手。

2021年、「第105回日本選手権」で5000m、10000mで優勝し、東京オリンピックの日本代表に内定。

8月の東京オリンピックでは、5000mで日本記録を16年ぶりに更新する14分52秒84を記録し、9位に。

10000mでは、31分00秒71を記録。

7位に入賞しました。

 

2023年8月、2023年世界陸上競技選手権ハンガリー・ブダペスト大会にて、10000mで31分35秒12を記録し、7位入賞。

同年12月、2024年パリ五輪の選考を兼ねて行われた第107回日本陸上競技選手権大会10000m決勝で30分55秒29で優勝し、大会3連覇を達成しました。

 

 

 

・帽子やシューズはどこのもの?

 

 

廣中璃梨佳さんを学生時代から知る人は、青紫色の帽子を被っている姿が浮かぶのではないでしょうか?

この帽子は、中学時代に地元のスポーツ用品店で母親に購入してもらったそうです。

 

雨の日に視界が悪くならないように被ったのがきっかけで、それからは雨の日でなくとも大会で青紫色の帽子を被るのがルーティーンになっているんだとか。

しかし、先日の日本選手権ではナイキの帽子を被っていましたよね。

 

日本郵政グループ入社後もしばらくは青紫色の帽子をを被っていましたが、日本郵政グループナイキとスポンサー契約。

現在は赤色のナイキの帽子を被るようになりました。

しかし、あの青紫色の帽子は今ではお守りとなっており、必ず試合会場に持っていっているそうです。

 

 

※2021年の情報を含みます。

 

廣中璃梨佳選手のタイムが大きく縮まった要因にシューズが関係しているといわれています。

日本郵政グループに入社して、シューズは「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ」を履くようになったそうですが、現在は「ナイキ ズームX ドラゴンフライ」を履いています。

 

ナイキによると、「ナイキ ズームX ドラゴンフライ」は軽量デザインで1500~10000mのレース向けなんだそうです。

数百人に及ぶランナーのデータに基づいて考案された前足部のプレートが特徴で、つま先からかかとにかけてスムーズな体重移動をサポートしてくれるそうです。

 

能登半島地震復興支援チャリティーオークション

今年1月に発生した能登半島地震のチャリティーオークションに廣中璃梨佳選手が出品したシューズは「アシックス ノヴァブラスト3」でした。

 

歩幅を大きくして走る「ストライド走法」の廣中璃梨佳選手には厚底シューズが合っているといわれ、大きな武器になったことは確かでしょうが、体幹を鍛えるなど地道なトレーニングを行ったことも結果に繋がっていることを忘れてはいけません。

パリ五輪への出場はまだ決まってはいませんが、きっと世界を驚かすような走りを見せてくれるはず。

廣中璃梨佳選手の活躍に期待です!

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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