元U-21ドイツ代表のアペルカンプ真大選手。
アペルカンプ真大選手はドイツでも期待の若手として注目されているのですが、東京オリンピック当時は日本代表入りが噂されていました。
2024年現在も日本代表入りの可能性や意欲はあるのでしょうか?
そこで今回は、アペルカンプ真大選手の日本代表入りの意志や年俸と市場価値などについて調べてみました。
・プロフィール
名前 アペルカンプ真大 (シンタ・カール・アペルカンプ)
生年月日 2000年11月1日
出身地 東京都世田谷区
身長/体重 175cm/ 70kg
血液型 不明
利き足 右足
ポジション MF / DF
所属 フォルトゥナ・デュッセルドルフ
・どこのハーフ…?
アペルカンプ真大選手の父親はドイツ人で、母親は日本人。
日独のハーフになります。
父親は仕事の関係で日本に滞在し、日本人の奥さんと結婚。
そして、2000年11月1日にアペルカンプ真大選手が誕生しました。
アペルカンプ選手は東京で育ち、サッカーボールを蹴り始めたのは3歳の時だったそうです。
その後、15歳の時に父親のドイツ転勤に伴いドイツへ移住。
「ドイツ語を話せたので、コミュニケーションは問題なかったです。もちろん15年間住んでいたのは日本だったので、最初の頃は、学校や友達、チームは新しい環境で難しかったです。けど、だんだんだんだん慣れてきて、今はもう普通にドイツに住めていますね」
出典 フットボールチャンネル
ドイツ語は以前から話していたそうなので、他の日本人選手のように言葉の壁を感じて苦労するようなことはなかったんだとか。
また毎年、夏にはフランクフルトに住む祖母を訪ねていたこともあり、現地の様子はよく分かっており、すぐにドイツでの生活に順応していったそうです。
・日本語は話せる…?
https://twitter.com/f95/status/1736015479272034467
ちなみに日本語をしゃべれるのか気になっている人も多いようなので、こちらを…。
日本育ちなので日本語はもちろん話せます。
デュッセルドルフでチームメイトの田中碧選手や内野貴史選手とは一緒にゲームをしたり、日本語で話せる仲ということで特別な関係みたいです。
・これまでの経歴は…?
アペルカンプ選手は、これまでどんなサッカー人生を歩んできたのでしょうか?
3歳でお兄さんや父親相手に公園でサッカーを始めたそうで、小学生の頃は東京都目黒区のヴィトーリア目黒FCに所属。
5年生の時には主力となり、ボランチやトップ下としてプレー。
さわやか杯で優勝に貢献し、翌年にはU-12東京都トレセンに選出。
ドイツベルリン国際交流大会に東京都Uー12選抜選手として出場し優勝を果たします。
中学からは三菱養和のジュニアユースに加入。
養和でのポジションは、中学1年生の時は右サイドバック、2年生からはボランチやトップ下でプレー。
中学3年生の6月、父親の仕事の関係でドイツに渡り、デュッセルドルフの下部組織でプレーしていた友人を通じて、U-16の練習に参加。
その友人の父親は横浜フリューゲルス、京都パープルサンガ、浦和レッズなどで監督を務めたゲルト・エンゲルスさんだったそうです。
テストに合格し、デュッセルドルフの下部組織に入団。
2019年9月には、デュッセルドルフとプロ契約を結ぶことを発表しました。
2020年9月26日、第2節のヴュルツブルガー・キッカーズ戦で後半17分から途中出場し、プロデビューを果たしました。
2020-21シーズンは、リーグ戦21試合に出場し6得点。
2021年5月にU-21ドイツ代表に選出。
同年9月2日に行われたEURO2023予選のサンマリノ戦にトップ下でフル出場し、公式戦デビュー。
2021-22シーズンはリーグ戦26試合に出場し3得点。
2022-23シーズンはリーグ戦33試合に出場し6得点。
2023-24シーズンはリーグ戦16試合に出場し1得点7アシスト ※3月13日現在
・現在の年俸と市場価値は…?
・現在の年俸は?
アペルカンプ選手の現在の年俸は24万ユーロ(約3900万円)。
・現在の市場価値は?
アペルカンプ選手の市場価値は300万ユーロ(約4億8000万円)。
・市場価値の推移
- 2019年7月 2万5000ユーロ デュッセルドルフ
- 2020年6月 12万5000ユーロ デュッセルドルフ
- 2021年6月 180万ユーロ デュッセルドルフ
- 2022年6月 180万ユーロ デュッセルドルフ
- 2023年6月 250万ユーロ デュッセルドルフ
- 2023年12月 300万ユーロ デュッセルドルフ
・日本A代表入りは…?
2017年にU-17日本代表に召集されたアペルカンプ選手。
2018年にはU-18日本代表に召集され、第24回リスボン国際トーナメントU18に出場しています。
2021年5月にU-21欧州選手権(EURO)でドイツ代表に初選出されましたが、チームは優勝したものの出場機会はありませんでした。
ただ、ドイツサッカー連盟は「2023年のU-21EUROの予選に臨む新世代の1人となる」と期待を寄せており、背番号10を託されるなど高く評価されています。
同年9月に行われたサン・マリノとラトビアの2試合に先発出場。
セットプレーのキッカーを任されるなど勝利に貢献しています。
日本代表でプレーしたい!「ドイツ10番」のアペルカンプ真大が宣言 https://t.co/QbMajJUVL7
— サッカーニュースQoly(コリー) (@Qoly_Live) April 18, 2023
アペルカンプ選手がドイツ期待の選手ということはよく分かりましたが、今後、日本代表としてプレーすることはあるのでしょか?
『ビルト』はアペルカンプが以前「僕の目標は日本にルーツを持つ初のドイツ代表選手になることです。それができればスーパーですね」と話していたことを紹介。一方、U-18日本代表での出場歴を持つ同選手は生まれ故郷のA代表に関しては「様子を見ましょう。オープンにしておきます」と否定的ではないことも伝えられている。
出典 GOAL
ドイツ代表に入りたいという気持ちは強いようですが、一方で日本代表としてもプレーしたいんだとか。
果たして、アペルカンプ選手はどちらの代表を選ぶんでしょうか…。
※2021年の情報を含みます。
2023年12月の記事によると、ワールドカップで日本がドイツと対戦した際にアペルカンプ選手は日本を心から応援していたんだとか。
日本代表から招集がかかれば応じる意向であり、そのためには自身のレベルアップと(クラブの1部昇格や個人として)ステップアップが大事と考えているそうです。
近い将来、日本代表として活躍するアペルカンプ選手の姿が見られるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。