9月14日、本田圭佑選手は自身の公式YouTubeチャンネルで、リトアニア1部のスードゥヴァ・マリヤンポレへ移籍することを発表しました。
これまで世界中のクラブを渡り歩いてきた本田選手。
スードゥヴァがキャリアの集大成となるのでしょうか?
今回は、本田圭佑選手の移籍についてや年俸など調べてみました。
・プロフィール
名前 本田圭佑 (ほんだ けいすけ)
生年月日 1986年6月13日
現年齢 35歳
出身地 大阪府摂津市
身長/体重 182cm/74kg
血液型 AB型
利き足 左足
ポジション MF
個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2004 | 名古屋 | 39 | J1 | 0 | 0 | 1 | 0 | - | 1 | 0 | |
2005 | 24 | 31 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 35 | 2 | ||
2006 | 29 | 6 | 4 | 2 | 1 | 0 | 34 | 8 | |||
2007 | 30 | 3 | 3 | 0 | 2 | 0 | 35 | 3 | |||
オランダ | リーグ戦 | リーグ杯 | KNVBカップ | 期間通算 | |||||||
2007-08 | VVV | 29 | エールディヴィジ | 14 | 2 | - | - | 14 | 2 | ||
2008-09 | 10 | エールステ | 36 | 16 | - | 1 | 0 | 37 | 16 | ||
2009-10 | エールディヴィジ | 18 | 6 | - | 2 | 2 | 20 | 8 | |||
ロシア | リーグ戦 | ロシア杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2010-11 | CSKAモスクワ | 7 | ロシア・プレミア | 28 | 4 | 5 | 0 | - | 33 | 4 | |
2011-12 | 25 | 8 | 1 | 0 | - | 26 | 8 | ||||
2012-13 | 23 | 7 | 3 | 1 | - | 26 | 8 | ||||
2013-14 | 18 | 1 | 0 | 0 | - | 18 | 1 | ||||
イタリア | リーグ戦 | イタリア杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2013-14 | ミラン | 10 | セリエA | 14 | 1 | 2 | 1 | - | 16 | 2 | |
2014-15 | 29 | 6 | 1 | 0 | - | 30 | 6 | ||||
2015-16 | 30 | 1 | 7 | 1 | - | 37 | 2 | ||||
2016-17 | 8 | 1 | 1 | 0 | - | 9 | 1 | ||||
メキシコ | リーグ戦 | コパMX | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2017-18 | パチューカ | 02 | リーガMX | 29 | 10 | 5 | 3 | - | 34 | 13 | |
オーストラリア | リーグ戦 | リーグ杯 | FFA杯 | 期間通算 | |||||||
2018-19 | メルボルン・V | 4 | Aリーグ | 18 | 7 | - | 0 | 0 | 18 | 7 | |
オランダ | リーグ戦 | リーグ杯 | KNVBカップ | 期間通算 | |||||||
2019-20 | フィテッセ | 33 | エールディヴィジ | 4 | 0 | - | - | 4 | 0 | ||
ブラジル | リーグ戦 | ブラジル杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2020 | ボタフォゴ | 4 | セリエA | 18 | 2 | 9 | 1 | - | 27 | 3 | |
ポルトガル | リーグ戦 | リーグ杯 | ポルトガル杯 | 期間通算 | |||||||
2020-21 | ポルティモネンセ | 4 | プリメイラ | - | - | - | 0 | 0 | |||
アゼルバイジャン | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2020-21 | ネフチ・バクー | 4 | プレミア | 7 | 2 | - | - | 7 | 2 | ||
リトアニア | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2021 | FKスードゥヴァ | 3 | Aリーガ | - | - | ||||||
通算 | 日本 | J1 | 90 | 11 | 10 | 2 | 5 | 0 | 105 | 13 | |
オランダ | エールディヴィジ | 36 | 8 | - | 2 | 2 | 38 | 10 | |||
オランダ | エールステ | 36 | 16 | - | 1 | 0 | 37 | 16 | |||
ロシア | ロシア・プレミア | 94 | 20 | 9 | 1 | - | 103 | 21 | |||
イタリア | セリエA | 81 | 9 | 11 | 2 | - | 92 | 11 | |||
メキシコ | リーガMX | 29 | 10 | 5 | 3 | - | 34 | 13 | |||
オーストラリア | Aリーグ | 18 | 7 | - | 0 | 0 | 18 | 7 | |||
ブラジル | セリエA | 18 | 2 | 9 | 1 | - | 27 | 3 | |||
アゼルバイジャン | プレミア | 7 | 2 | - | - | 7 | 2 | ||||
リトアニア | Aリーガ | - | - | ||||||||
総通算 | 409 | 85 | 44 | 9 | 8 | 2 | 461 | 96 |
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2008 | 1 | 0 |
2009 | 10 | 3 |
2010 | 12 | 3 |
2011 | 8 | 2 |
2012 | 9 | 4 |
2013 | 12 | 8 |
2014 | 13 | 4 |
2015 | 14 | 10 |
2016 | 7 | 2 |
2017 | 5 | 0 |
2018 | 7 | 1 |
通算 | 98 | 37 |
小学校2年からサッカーを始め、摂津FCに入団。
中学からガンバ大阪ジュニアユースに所属。
ユースチームへの昇格が見送られ、星稜高校へ進学。
3年生時にはキャプテンとして選手権に出場しベスト4に輝く。
また特別指定選手として名古屋グランパスエイトの練習に参加し、ナビスコカップなどの公式戦に出場。
翌2005年に名古屋グランパスエイトに入団。
プロ2年目にはレギュラーに定着し、A代表にも飛び級で初招集された。
2007年のオフシーズンに、オランダ1部リーグのVVVフェンロへ移籍。
2008-09シーズンはキャプテンを任され、リーグ戦36試合に出場し16得点13アシストを記録。
2部優勝・1部復帰に貢献し、MVPを受賞。
その後、CSKAモスクワ、ACミラン、パチューカ、メルボルン・ビクトリー、フィテッセ・アーネム、ボタフォゴ、ポルティモネンセ、ネフチ・バクーを経て、2021年9月、Aリーガ(リトアニア1部リーグ)のスードゥヴァ・マリヤンポレへ加入したことを発表しました。
背番号は3。
・現在の年俸や市場価値は…?
現在の年俸は不明です。
スードゥヴァに移籍が決まった際、本田選手は自身の年俸について、こう語っています。
年俸について「言えないが、生活していけるお金をいただいているので決めるまで時間はそんなにかからなかった。皆さんが思っている以上に安いかもしれない」と明かした
出典 ゲキサカ
皆さんが思っている以上に安いかもしれない・・・一体いくらなんでしょうか?
2020年5月、ボタフォゴの元会長が本田選手の年俸を約340万レアル(約6600万円)と明かしており、1億6000万円と報じているサイトもありますが、推定額よりも大幅に低いことが判明しています。
3カ月を過ごしたネフチ・バクーでの年俸は1000万円といわれていますので、本当に金額でクラブを選んでいるわけではないようです。
スードゥヴァの残り試合が10試合なのを考えると、1000万円もいかないかもしれませんね。
年俸推移
2005年 | 450万円 | 名古屋グランパス |
2006年 | 1000万円 | 名古屋グランパス |
2007年 | 1800万円 | 名古屋グランパス |
2008年 | 6500万円 | VVVフェンロ |
2009年 | 6500万円 | VVVフェンロ |
2010年 | 3億円 | CSKAモスクワ |
2011年 | 3億円 | CSKAモスクワ |
2012年 | 3億円 | CSKAモスクワ |
2013年 | 3億円 | CSKAモスクワ |
2014年 | 7億7000万円 | ACミラン |
2015年 | 7億7000万円 | ACミラン |
2016年 | 7億7000万円 | ACミラン |
2017年 | 4億5000万円 | パチューカ |
2018年 | 3億2000万円 | メルボルン・ビクトリー |
2019年 | 3億3000万円 | フィテッセ |
2020年 | 6600万円 | ボタフォゴ |
2021年 | 1000万円 | ポルティモネンセ ネフチ・バクー スードゥヴァ |
現在の市場価値は50万ユーロ(約6400万円)。
市場価値の最高額はCSKAモスクワ時代の2000万ユーロ(約25億8000万円)。
CSKAモスクワから、もっと早く移籍できていたならキャリアも大きく変わっていたのではないでしょうか?
これについては当時からも言われてきたことですが…。
市場価値の推移
2008年1月 | 15万ユーロ | VVVフェンロ |
2009年1月 | 75万ユーロ | VVVフェンロ |
2009年8月 | 300万ユーロ | VVVフェンロ |
2011年7月 | 1300万ユーロ | CSKAモスクワ |
2013年1月 | 2000万ユーロ | CSKAモスクワ |
2014年1月 | 1700万ユーロ | ACミラン |
2016年1月 | 700万ユーロ | ACミラン |
2017年6月 | 350万ユーロ | ACミラン |
2018年4月 | 400万ユーロ | パチューカ |
2019年3月 | 350万ユーロ | メルボルン・ビクトリー |
2019年12月 | 100万ユーロ | フィテッセ |
2020年9月 | 80万ユーロ | ボタフォゴ |
2021年5月 | 50万ユーロ | ネフチ・バクー |
現在の年俸や市場価値が気になる選手は…?
・リトアニアに移籍♪
2021年9月14日、本田選手はAリーガ(リトアニア1部リーグ)のスードゥヴァ・マリヤンポレへ加入することを発表しました。
これまで名古屋グランパス、VVVフェンロ、CSKAモスクワ、ACミラン、パチューカ、メルボルン・ビクトリー、フィテッセ、ボタフォゴ、ネフチ・バクーと世界中のクラブでプレーしてきました。
自身10チーム目(ポルティモネンセは登録できず)のクラブとなったスードゥヴァですが、一体どんなクラブなんでしょうか?
スードゥヴァは旧ソ連時代の1968年に設立されたが、リトアニア独立後しばらくは下部リーグで戦っていた。2002年にトップリーグに昇格したあと徐々に上位争いの常連となり、2017年には初優勝。そこから3連覇を飾り、昨季も首位と僅差の2位で終えるなど、近年のリトアニアでは最も好成績を収めているクラブのひとつだ。
出典 フットボールチャンネル
50年以上の歴史があるクラブですが、ここ数年間で強豪と呼べるクラブに成長。
今シーズンは、リーグ戦36試合中26試合を終えて首位。
https://twitter.com/fantasista_0304/status/1437788621617221637?s=20
ただ、リトアニアリーグは、UEFAのリーグランキングでは現在55カ国中33位であり、決してレベルが高いリーグとはいえないようです。
また、今シーズンに新設されたヨーロッパカンファレンスリーグ予選に出場しましたが2回戦で敗退しています。
・現役引退はいつ…?
現役のサッカー選手でありながら、複数のプロサッカークラブのオーナーを務めるなど、実業家としての一面を持つ本田選手。
引退についてはどう考えているのでしょうか?
本田選手の実の兄で、代理人を務める本田弘幸さんは、スードゥヴァ加入について「ひとまずのプレー場所。今から更なる最善を尽くして最高に選手が輝くステージを追求し準備する。全神経集中」と自身のTwitterに投稿しています。
ひとまずのプレー場所ということは、これからも現役を続ける意向という意味でしょう。
「オファーは、リアルに20クラブ以上あった」ともお兄さんはツイートしていますので、本田選手を必要としているクラブはいくつもあるそうですし、スードゥヴァから移籍することも難しくないのかもしれません。
本田選手は、自身のYouTubeの公式チャンネルで行ったライブ配信で現役を続けるモチベーションについて語っています。
「悪あがきしたいなと。(現役を)続けるなら、自分なりの世界一を目指したい。世界で、1部リーグでプレーした数、かつ、プレーしてゴールを決めた数、これの世界一って、それはそれで世界一だと自分では解釈している。僕にしかできないことであるんであれば、それは僕にとって1つ、新たな挑戦になるのかなと思っています」
出典 日刊スポーツ
本田選手にしかできないことに挑戦する意味でも世界中のクラブでプレーしているんですね。
引用元 https://instagrammernews.com/
本田選手が現役を退く際には、サッカー関連の仕事以外にも多くの選択肢があると思いますし、本田選手がどんな道に進むのか多くの人が注目することでしょう。
ただ、もう少し、サッカー選手・本田圭佑を見ていたいですね。
一緒に日本代表を牽引してきた長友選手もFC東京に復帰しましたし、海外で経験を積んだ選手がJリーグに次々と戻ってきています。
本田選手も最後はJリーグでプレーしていただけると更に盛り上がっていくのではないでしょうか?
期待して待っております!
最後までお読みいただきありがとうございます。