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大谷翔平の2023現在の年俸に驚き?通算成績&海外やファンの反応は?

ベーブ・ルース以来となる103年ぶりの大偉業「2桁本塁打&2桁勝利」はならなかったものの、打者としてメジャー3位の46本塁打、投手としても9勝を挙げた大谷翔平選手。

10月29日には、選手間投票で行われる『Players Choice Awards(プレーヤーズ・チョイス賞)』各部門の受賞選手が発表され、大谷翔平選手が、選手の選ぶ「年間最優秀選手」と「ア・リーグ最優秀野手」の2部門をダブル受賞しました。

ア・リーグ最優秀野手」は2004年のイチロー選手以来2人目の受賞で、「年間最優秀選手」は日本人選手では初となる快挙!

最優秀選手賞(MVP)」の獲得にも期待が高まります。

・・・ということで今回は、大谷翔平選手の今季の活躍や海外の反応についてお伝えしたいと思います。

※2023年の情報を加え、再投稿しています。

 

 

 

・プロフィール

 

名前 大谷 翔平 (おおたに しょうへい)

生年月日 1994年7月5日

出身地 岩手県奥州市

身長/体重 193cm/95 kg

血液型 B型

投打 右投左打

ポジション 投手 外野手 指名打者

所属 ロサンゼルス・エンゼルス

 

 

元社会人野球選手で監督やコーチ業を営む父と、元バトミントン国体選手の母との間に三人兄弟の末っ子として生まれる。

小学校3年時に水沢リトルリーグで野球を始め、中学校に上がると、大谷翔平選手は父がコーチを務める硬式のクラブチーム・一関シニアに所属した。

花巻東高校のエース、菊池雄星投手に憧れ同校に入学。

2012年7月の岩手大会準決勝には高校生最速となる160km/hを記録。

甲子園通算成績は春夏1度ずつ出場し、14回を投げ防御率3.77、16奪三振。

野手としては2試合で打率.333、1本塁打を記録した。

プロ野球ドラフト会議前にはMLBへの挑戦を表明したが、北海道日本ハムファイターズが1位指名し交渉を重ね、契約金1億円+出来高払い5000万円、年俸1500万円(推定)で入団。背番号はダルビッシュ有投手が着用していた「11」に決まった。

ルーキーイヤーは、投手としては13試合に登板し、3勝0敗、防御率4.23を記録。

打者としては77試合に出場し、打率.238、3本塁打、20打点を記録した。

その後も二刀流として活躍し、投手として通算42勝、624奪三振、防御率2.52を記録。

打者として通算296安打、打率.286、48本塁打、166打点を記録した。

2017年11月11日午前11時にポスティングシステムを利用してのMLB挑戦を表明。

2017年12月にロサンゼルス・エンゼルスと契約合意。

ルーキーイヤーは打者として104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁を記録。

投手としては10試合に先発登板し4勝2敗、防御率3.31の成績を残し、ア・リーグの新人王に選ばれた。

MLB4年目となる今季は、開幕から二刀流として投打に活躍し、日本人のMLBシーズン最多本塁打を更新するなど、あらゆる記録を塗り替えている。

 

 

 

・年間最優秀選手を獲得

 

2021シーズン、リアル二刀流として投打に活躍した大谷翔平選手。

大リーグ選手会(MLBPA)主催で選手間投票による「年間最優秀選手」を受賞。

同時に「アメリカン・リーグ最優秀野手」も受賞しています。

年間最優選手のファイナリストには、HR48本で本塁打王に輝いたブルージェイズウラジーミル・ゲレロJr.と、フィリーズブライス・ハーパーが名を連ねていました。

両部門のダブル受賞は、アレックス・ロドリゲスミゲル・カブレラマイク・トラウトホセ・アルトゥーベなど名だたる名選手ばかり。

打者としてだけでも大谷選手が名選手の仲間入りをしたと言っても過言ではないでしょう。

ちなみに年間最優秀選手賞は、全米野球記者協会の記者投票によって決定する「年間最優秀選手(リーグMVP)」の前哨戦といわれており、日本人選手では2001年のイチロー選手以来となる受賞が期待されています。

 

 

大谷選手の今オフに様々な賞を受賞しています。

大リーグ機構から、日本人では2005年にメジャー年間最多安打を更新したイチロー選手以来となる、「コミッショナー特別表彰」を受け、米誌「スポーティングニュース」が選ぶ年間最優秀選手「MLBプレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞、さらに米誌「ベースボール・アメリカ」でも年間最優秀選手に選ばれ、「ベースボール・ダイジェスト」では野手部門の最優秀選手を受賞しています。

シーズン中は「Sho Time(翔タイム)」で全米を沸かせましたが、オフは「賞タイム」で盛り上げてくれています。

気になるのは賞金関係の話…。

 

調べてみましたが、MLBではタイトルや賞を獲得したとしてもトロフィーはいただけますが賞金などは出ないそうです。

名誉が重要視されるということなんでしょうか。

ちなみにNPBでは記者投票で決まる賞として、「最優秀選手」は賞金300万円

最優秀投手」は賞金100万円

最優秀新人」は賞金100万円

ベストナイン」「ゴールデングラブ賞」では各選手に50万円の賞金が出ます。

ただ、MLBの場合、タイトルや賞を獲得すると出来高が支払われる契約を結んでいる選手が多く、大谷選手の場合もそういった契約条項を入れていれば出来高として相当な金額が支払われるはずです。

大谷選手は成績に比べ年俸が安いなんて言われがちですし、しっかりと出来高のある契約を結んでいればいいのですが…。

 

 

 

・今季の成績は…?

 

今季は毎朝のように大谷選手がホームランを打ったというニュースが飛び込んできており、昨日の試合のリプレイかと思った人も少なくなったのではないでしょうか?

日本時間の午前中に試合が行われるため、なかなか集中して試合を観ることは難しいですが、MLBファンではなくても休みの日にはなんとなく大谷選手が出場している試合を観ることが習慣になった人もいるはずです。

もはや社会現象にまでなった大谷選手の活躍ですが、改めて今季の成績を確認していきたいと思います。

 

 

 

投手成績

9勝2敗 156奪三振 防御率3.18

 

打撃成績

打率.257 46本塁打 100打点 26盗塁

 

 

 

ベーブ・ルース以来となる103年ぶりの大偉業「2桁本塁打&2桁勝利」はならなかったものの、二刀流としての比較相手が伝説的選手であり、野球の神様とも呼ばれるベーブ・ルースであることに本来は驚かなければいけないのかもしれません。

大谷選手が凄すぎて、ちょっと感覚が麻痺してしまいますが、私が子供の頃に読んだベーブ・ルースの伝記では、病気の子供とホームランを打つ約束をし、見事に約束を果たしたことで勇気をもらった子供が病気を克服した・・・という漫画やアニメの世界のようなスーパーヒーローという印象をベーブ・ルースに抱いています。

ファンや選手の中には、二刀流としては大谷選手がベーブ・ルースを超えたと評価する人もいるそうですが、来季以降も二刀流として同様の活躍をすれば本当にそのような評価になっていくことでしょう。

 

 

2022年の成績

打者では157試合に出場し、打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁

投手として28試合に先発し、15勝、防御率2.33、奪三振219

 

 

 

・通算投手成績









W
H
I
P
2013日本ハム13301.00061.246294.231.46
201424114.733155.1179452.611.17
201522155.750160.2196402.240.91
201621104.714140.0174291.860.96
2017532.60025.12993.201.26
2018LAA1042.66751.263193.311.16
2020201.0001.23737.806.60
20212392.818130.1156463.181.09
2022LAA28159.625166.0219432.331.01

 

 

 

・通算打撃成績





O
P
S
2013日本ハム77453204.238.284.660
2014875810311.274.338.842
201570225171.202.252.628
201610410422677.322.4161.004
201765678310.332.403.942
2018LAA11493226110.285.361.925
2019106110186212.286.343.848
202044297247.190.291.657
20211551384610026.257.372.965
2022157160349511.273.356.875

 

 

 

やっぱり、ここでも気になるのはお金の話…。

大谷選手は、今季300万ドル(約3億3000万円)で、来季は550万ドル(約6億1000万円)の契約を結んでおり、成績に対し年俸が安すぎると言われることが多いのですが、大谷選手の適正年俸っていくらなんでしょうか?

今季のWARで適正年俸を換算すると、5840万ドル(約64億8000万円)という、とんでもない金額を弾き出したアメリカのデータサイトがあり、来季以降も二刀流として今季のような活躍を続けた場合は、実際にそれに近い金額・・・は無理でも半額の30億円を提示する球団はあるかもしれませんね。

 

 

 

・2023年の年俸に驚き…?

 

※新情報

 

2022年10月1日に年俸3000万ドル(約40億7500万円)の1年契約でサインしました。

年俸3000万ドル突破は日本選手初。

今後はFAも控えており、トラウト選手の12年4億2600万ドル(約575億円)が比較対象となっています。

また、2024年はどの球団でプレーするのかにも注目が集まっています。

果たして、2023年シーズン終了後、大谷翔平選手はどのような決断をするのでしょうか?

 

 

 

・海外の反応は…?

 

大谷選手に対する海外の反応はどうなんでしょうか?

ファンの反応を載せようかと思ったのですが、実際に大谷選手と対戦したり、接している選手や監督のコメントの方が面白いと思いますし、大谷選手が「年間最優秀選手」を受賞した際に選手や監督が語った大谷選手の印象をを紹介したいと思います。

 

ジョナサン・インディア(レッズ)

ショウヘイ・オオタニは規格外の選手

 

ブライス・ハーパー(フィリーズ)

すごいとしかい言いようがない。ショウヘイおめでとう。見ていてとても楽しかったよ。素晴らしい一年だった。これからも楽しみだ

 

マックス・シャーザー(ドジャース)

見ていて楽しかった。見事なシーズンだった。こんなピッチングとバッティングは誰も見たことがない

 

トレイ・マンシーニ(オリオールズ)

オオタニはどちら側でも強い選手。投げていなくてもMVP候補に挙がるし、打っていなくてもメジャー最強の投手

 

マーカス・セミエン(ブルージェイズ)

控えめに言ってすごい才能の持ち主。投げても走っても打ってもすごい

 

バスター・ポージー(ジャイアンツ)

リトルリーグで全力のプレーをする12歳がそのまま大人になったようだ

 

ロビー・レイ(ブルージェイズ)

オオタニは5ツールプレーヤーだ。外角の角に打たれたと思ったら、次の瞬間は三塁に立っている。びっくりしているよ

 

マイク・トラウト(エンゼルス)

ショウヘイ、受賞おめでとう。8回や9回を投げた翌日にホームランを打つなんてとにかくすごい。歴史的瞬間ばかりだ。おめでとう

 

フレディ・フリーマン(ブレーブス)

一人の野球ファンとして、大谷の素晴らしさを実感してほしい。彼がやっていることは二度と見られないかもしれない。私はバットを振るだけで疲れるのに、彼は大会レベルで両方をやっている」と二刀流の特別さを強調。同誌は「選手たちは特別なことを知っている。彼らは大谷にそれを見ている」「大谷を語る上で必ずルースの名前が出てくる。ルースが二刀流に近い形でプレーしたのは1919年だけで、時代は違うが似たように活躍したシーズンだった」と野球の神様と同列とした。ただ、同誌の年間最優秀選手発表の際には「(大谷と)ルースの比較はもう終わりにしよう」

 

ジョー・マドン監督(エンゼルス)

メジャーの選手はかつてのヒーローに畏敬の念を抱いているが、現代に畏敬の念を抱いていることはめったにない。だが大谷は唯一無二であり、すべての賛美に値する

 

 

 

選手や監督から最大級の賛辞を贈られていますね。

それだけメジャーリーグで二刀流でプレーすることは難しいことが分かりますし、まさに我々は100年語り継がれるであろう伝説を目の当たりにしているのかもしれません。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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