2021年11月16日、日本ハムからノンテンダーとなり、同年12月14日に横浜DeNAベイスターズに入団した大田泰示選手。
衝撃の移籍劇から2年、大田泰示選手はどのような活躍を見せてくれているのでしょうか?
今回は、大田泰示選手について調べてみました。
※2023年4月に新たな情報を加え、再投稿しています。
・プロフィール
名前 大田 泰示 (おおた たいし)
生年月日 1990年6月9日
出身地 広島県福山市(三次市)
身長/体重 189cm/98kg
血液型 O型
投打 右投右打
ポジション 外野手
所属 東海大相模高校-読売ジャイアンツ-北海道日本ハムファイターズ-横浜DeNAベイスターズ
・ノンテンダーでどの球団へ移籍…?
日本ハムは新庄剛志さんを新獲得に招聘し、世代交代を推し進めることを選択。
その方針から、海外FA資格を取得している西川遥輝選手、国内FA資格を取得している大田泰示選手、秋吉亮投手に対し、来季の契約を提示せず、保留手続きを行わない、ノンテンダー(FA)とすることを発表。
ノンテンダーという聞きなれない言葉ですが、実質的には自由契約と同じことだと解釈して問題ないと思います。
そこで、この件に関し野球ファンの声を拾ってみました。
今大田が巨人復帰とかなら結構嬉しい
— かっちょ (@kazuokakme259) November 29, 2021
大田泰示、右打ちの外野手が石川慎吾しかいない読売巨人軍を救いに来て欲しい。害悪OBは辰徳の権力で東京ドーム食堂出禁になったから安心して
— デラロサリオ (@Luka__18_6) November 25, 2021
大田の巨人戻りだけは無いでしょ、と信じたい
— トム・ブライト (@Forever_D57) November 24, 2021
カープ、ドラゴンズでの大田泰示争奪戦か…
ありそうだなぁ…正直ちょっとタイガースに欲しかった笑
— アツオ@虎党 (@atsu_tora3) November 29, 2021
普通に大田選手、カープに欲しいんだけどなぁ〜
誠也抜けるし— 犬 (@pleasures_boy) November 29, 2021
巨人大田泰示は正直見たいけどパリーグの投手の方が合ってるんかな
とりま阪神来ない?
— 感謝します。 (@Chan_Kure_) November 29, 2021
大田泰示の移籍先
本命 広島(鈴木誠也の代わり)
対抗 西武(外野強化)
大穴 巨人(古巣+金の力)
横浜(東海大相模)
ワンチャン 福岡(金)
ワケアリ 中日(外野飽和と金欠)
日公(…)
ファンが騒いでるだけ 阪神— ベッティー (@takabisha_betty) November 29, 2021
大田選手には巨人に戻って来てほしいと願うファンは少なくなかったように感じましたが、一方でプレッシャーが重くのしかかる巨人には戻らないのでは?と予想するファンも。
また、大田選手の出身地である広島の球団、広島東洋カープは主力の鈴木誠也選手がメジャー移籍をしたことで、その穴埋め役として大田選手に期待するファンがいました。
さらに強打者が欲しい中日も大田選手獲得に動くのでは?と予想されています。
大田選手はどの球団に移籍するのでしょうか?
野球人生の重要な分岐点となりますし、結論が出るのはもう少し先の話になりそうです。
・広島にトレード…?
大田泰示選手のことを検索すると、「広島にトレード」というワードが表示されます。
2021年12月2日にノンテンダーで自由契約となっていたため、交渉は自由に行えたことから、このワードがサジェストとして表示されるようになったのは、それ以前と考えていいのかもしれません。
大田選手の成績が大きく落ちたのは2021年。
トレードを画策するのなら2021年のシーズン中だったはずですが、そのような情報はありませんでした。
さらに詳しく調べてみると、トレードの噂があったのは2016年の巨人時代だったことが判明。
巨人がカープに対して大田泰示選手と安部友裕選手のトレードを持ちかけるも条件が折り合わなかったという報道があったようです。
2016年に配信された記事で“以前”とありますから、安部友裕選手が(2軍で2度目の盗塁王を獲得するも)2軍で燻っていた2014年あたりの話かもしれませんね。
ただし、ソース元が『夕刊フジ』というのが気になるところ。
野球ファンからよくネタにされるメディアが発信源であることから、話半分に捉えておくといいのかもしれません。
・これまでの成績は…?
小学校1年生の時にソフトボールを始め、5年生からは軟式野球クラブ鞆古城クラブでプレー。
中学生時代に野球教室で原辰徳氏から打撃を賞賛されたことで原辰徳氏の母校である東海大相模高校への進学を決めた。
東海大相模では1年秋から4番を任され、2年秋からは主将を務めた。
甲子園出場は叶わなかったが、高校通算65本塁打を放ち、ドラフト上位候補としてスカウトの注目を集めた。
2008年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスとの競合の結果、読売ジャイアンツに入団。
背番号は松井秀喜氏がつけていた準永久欠番扱いの「55」番。
また、若手が住むジャイアンツ寮では、松井さんや坂本勇人選手などが使用した出世部屋が用意された。
ルーキーイヤーは、6月17日に初の一軍昇格を果たし、6月21日のロッテ戦で代打として初打席に立ったが、三球で空振り三振に倒れた。
2軍では101試合に出場し、打率.238、17本塁打、56打点、16盗塁の成績を残した。
2010シーズンは2軍で101試合に出場し、打率.265、21本塁打、70打点を記録した。
2011シーズンは5月16日に1軍へ昇格すると、5月18日の楽天戦において、決勝2点適時打となったプロ初ヒットを放った。
秋季キャンプにおいて外野手にコンバートされた。
2012シーズンは9月23日のヤクルト戦で山本哲哉投手からプロ初本塁打を放った。
2013年シーズンは、5月2日に登録を抹消されて以降はほぼ2軍でシーズンを終えた。
オフに背番号が「44」へ変更された。
2014年シーズン、9月17日の広島東洋カープとの首位攻防戦において代打逆転2ランホームランを放つとスタメン起用される機会も増え、9月27日に巨人軍第81代4番打者として出場。
2015年シーズンは60試合出場し36安打を放った。
2016年シーズンは自己最多の62試合に出場し、4本塁打を打ったが打率.202と低迷した。オフにトレードで日本ハムに移籍した。
2017年シーズン、左腹斜筋筋挫傷(全治4週間)で戦線を離脱し開幕を二軍で迎える。
4月23日に1軍に昇格。
4月29日の楽天戦で移籍後初ホームランを記録すると、5月だけで5本塁打を記録した。
自己最多の118試合に出場し、打率.258、15本塁打、46打点を記録。
2018年シーズンは4月下旬から2番に定着。
104試合に出場、打率.274、14本塁打、59打点の成績を残した。
オフに背番号を「5」に変更。
2019年シーズンは2番に定着し、6月9日の阪神戦で全球団から本塁打を達成した。
132試合に出場、打率.289、20本塁打、77打点を記録。
2020年シーズンは115試合に出場、打率.275、14本塁打、68打点を記録。
また、守備においても補殺7回を記録するなど活躍し、ゴールデングラブ賞を初めて受賞した。
大田選手は、日本ハム移籍5年目となった2021年シーズンも右翼手で開幕スタメン入りし、主力として期待されていましたが、開幕5試合で打率.143とスタートから調子が上がらず、4月には打率.253、2本塁打と多少調子が上がったように思われましたが、その後も成績は振るわず、6月25日には登録抹消。
8月13日の後半戦開幕と共に一軍登録されましたが、再昇格後も不振が続き、9月6日に再び登録抹消となりました。
最終的に59試合に出場し、打率.212、3本塁打、17打点の成績に終わった。
2021年12月14日、横浜DeNAベイスターズと契約。
背番号は「0」。
2022年シーズンは、62試合に出場し打率.278、5本塁打、18打点をマークした。
通算成績 832試合 680安打 80本塁打 328打点 打率.262 OPS.722
・横浜DeNAベイスターズで再ブレイク…?
これまでの成績やプロフィール紹介で、大田泰示選手が横浜DeNAベイスターズに入団したことをさらっとネタバレしてしまいましたが、2023年の今なら誰でも知っていることなので気にしないでいいですかね。
2022年シーズンは5月8日のカープ戦で右太もも裏を負傷し、肉離れと診断され戦線離脱。
さらに8月11日には新型コロナウイルスに感染したことで離脱するなど62試合の出場に留まりました。
2022年シーズンは、新天地で離脱を繰り返す苦しいシーズンではあったものの、打率.278、5本塁打、18打点 、OPS.774といった成績を残し、極度の打撃不振からは脱した印象です。
2023年シーズンは、4月11日のヤクルト戦で代打ホームランを放っているように、途中出場で試合の流れを変える働きを期待されているようです。
ただ、まだまだスタメンを張れる力はありますし、長いシーズンの中でレギュラーを奪取することも期待されます。
・現在の年俸は…?
2022年12月2日、大田泰示選手は移籍後初の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5000万円でサイン。
久々のセ・リーグでのプレー、そして離脱が多かった中でまずまずの成績を残したことを球団も評価。
大田選手はより一層の活躍を誓ったのでした。
・年俸推移
2009 | 1200万円 | 巨人 |
2010 | 1200万円 | 巨人 |
2011 | 1000万円 | 巨人 |
2012 | 950万円 | 巨人 |
2013 | 1500万円 | 巨人 |
2014 | 1125万円 | 巨人 |
2015 | 1900万円 | 巨人 |
2016 | 2100万円 | 巨人 |
2017 | 2100万円 | 日本ハム |
2018 | 4300万円 | 日本ハム |
2019 | 6500万円 | 日本ハム |
2020 | 1億円 | 日本ハム |
2021 | 1億3000万円 | 日本ハム |
2022 | 5000万円 | DeNA |
2023 | 5000万円 | DeNA |
・結婚相手の嫁は誰…?
大田泰示選手は、ジャイアンツ在籍時の2014年12月に結婚しました。
結婚相手は、岐阜県出身の「細江美沙貴」さんだそうです。
当時25歳ということです。
写真などは公開されておらず、奥様の美沙貴さん自身も大田選手の名前を出してSNSをしていないことから詳しいことは分かっていません。
大田選手は結婚した際、
と決意し、翌シーズン(2015年)は、ほぼ1軍に定着し自己最多となる60試合に出場。
家庭を持つことで精神的で大きな成長があったようで、これが飛躍するきっかけになりました。
そういえば、大田選手にお子さんはいるのでしょうか?
2017年5月に球団の活動で小学校訪問した際に、大田選手は子供たちから「好きな人はいますか?」と質問されると「奥さんと子供が好き」と答えていました。
このことからお子さんが最低でも一人はいることが判明しましたが、性別や年齢は明かされていません。
大田選手はイケメンとして有名ですし、お子さんが男の子、女の子どちらであっても可愛いんでしょうね。
新天地のDeNAでさらなる飛躍が期待されます。
後にこれからが全盛期だったといわれるくらいの活躍を見せてほしいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。