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藤本博史(ソフトバンク監督)の現役時代の成績は?居酒屋を経営&世間の評価は?

今シーズン、まさかの8年ぶりとなるBクラスに終わった福岡ソフトバンクホークス

在任7年間で5度の日本一に導いた工藤公康監督は、「敗戦の責は将が追うもの」とBクラスの責任をとる形で勇退されました。

新監督には、小久保裕紀ヘッドコーチや城島健司さんの名前が挙がっていましたが、チームの再建に向けて白羽の矢が立ったのは、藤本博史2軍監督でした。

藤本新監督とは一体どんな方なんでしょうか?

今回は、藤本博史監督について調べてみました。

 

 

 

・プロフィール

 

名前 藤本 博史 (ふじもと ひろし)

生年月日 1963年11月8日

出身地 大阪府泉北郡忠岡町

身長/体重 183cm/102kg

血液型 O型

投打 右投右打

ポジション  三塁手、一塁手、二塁手

所属 天理高等学校 → 南海ホークス → 福岡ダイエーホークス → オリックス・ブルーウェーブ → 福岡ソフトバンクホークス

 

 

 

天理高校2年時の1980年夏の甲子園に4番・三塁手で出場し、ベスト4進出に貢献した。

1981年、ドラフト4位で南海ホークスに入団。

1988年に1軍に定着し、主に三塁手として88試合に先発出場した。

1992年には全試合に出場し、初の規定打席(打率.253)に到達した。

ダイエー時代の90年7月7日の日本ハム戦でサイクル安打を達成。

1998年途中にオリックスに金銭トレードで移籍し同年に引退。

引退後は解説者や西日本スポーツ野球評論家を務めた。

2011年に2軍打撃コーチとしてソフトバンクに復帰し、2013年からは1軍打撃コーチ。2015年からは再び2軍打撃コーチとなる。

2017年からは再び1軍打撃コーチに。

2019年からは3軍監督。

2021年からは2軍監督に就任していた。

藤本氏のトレードマークともいえる髭は、ダイエーに球団が譲渡された直後から生やしだした。その理由は、祖父が目を悪くしテレビ中継を見ても誰だか分からない状態だったため、チーム内に髭を生やした選手がいなかったことから自分を見つけやすいようにという配慮から始めたものである。

 

 

 

・現役時代の成績は…?

 

藤本博史さんは現役17年間で、通算1103試合に出場し、715安打、419打点、105本塁打、打率2割3分5厘の成績を残しています。

闘志を前面に出してプレーする熱い選手。

強打の内野手としてのイメージが強いですが、年間最多本塁打は1992年の20本と、どちらかというと中距離打者でした。

状況に応じて逆方向へのバッティングも出来る器用さが持ち味で、1995年にはパ・リーグトップの得点圏打率.391を記録するなど勝負強さにも定評がありました。

 

動画

 

 

 

個人成績







O
P
S
1985南海・
ダイエー
811203.111.200.444.644
1986100000.000.000.000.000
198726100308.244.340.390.731
198810856728171.201.303.309.612
198977601350162.253.354.468.822
1990112701261284.211.295.386.680
1991101681130146.266.369.453.822
1992130932056289.253.379.467.846
19931291091353187.239.320.373.692
1994121811152272.243.358.387.745
19951191011158088.264.372.399.772
199610156623063.211.304.320.623
19972820007.065.216.065.281
1998オリックス42803017.174.269.217.487
通算:14年110371510541910697.235.337.389.726

※2軍成績は含まず

 

 

 

年俸推移

1985320万円ダイエーホークス
1986420万円ダイエーホークス
1987440万円ダイエーホークス
1988570万円ダイエーホークス
1989970万円ダイエーホークス
19901600万円ダイエーホークス
19911550万円ダイエーホークス
19922300万円ダイエーホークス
19933660万円ダイエーホークス
19944000万円ダイエーホークス
19955200万円ダイエーホークス
19967500万円ダイエーホークス
19976500万円ダイエーホークス

 

 

 

 

・世間の評価は…?

 

藤本さんの指導者としての評価はどのようなものなのでしょうか?

 

コーチとしては柳田悠岐への熱血指導で名を馳せ、今季はリチャードら若手を強化して一軍に送り込んだ。柳田ら主力選手からは「やりたいことを自由にやらせてくれた上、根気よく付き合ってくれる」と個性を伸ばす手法が好評だという。

「一軍から三軍まで指導してきたので戦力も把握しており、課題の世代交代も進めやすい。ただ、スター選手だったわけでもなく、工藤監督が続投要請を断ったため、あくまで“繋ぎ役”。本人も『俺なんかにできるかどうか分からへん』と漏らしていた」

出典 文春オンライン

 

2軍などで選手の育成に携わり、常勝軍団の礎を築くことに貢献してきたことや、その経験から選手の力量や性格などを把握していることも高く評価されているようです。

その強みで1軍と2軍・3軍との連携をスムーズにし、若手の抜擢(結果的に世代交代へ)にも期待が掛かっています。

ファンは藤本さんをどのように評価しているでしょうか?

SNSで、藤本さんの評価を集めていた際に気になったのが、「あぶさんに出ていた」「あぶさんでしか知らない」「ドカベンプロ野球編で出てきた」といったように、水島新司さんの野球漫画に登場していた藤本さんしか知らない人が案外多いということでした。

 

 

私自身も子供の頃は、今のようにスカパーやDAZNといった野球中継を気楽に見られる環境が整っておらず、地元球団の中継以外は巨人戦の中継をテレビで観るくらいで、(日本シリーズを除き)パ・リーグの試合を観る機会はほとんどありませんでした。

それを考えると、スカパーやDAZN以外にも今はパ・リーグTVなどネット配信でパ・リーグの試合を観ることが出来ますし、ファンの裾野を広げることにも役立っているのだと感じました。

そういった背景やここ数年の圧倒的な強さから、ソフトバンクファンは九州だけに限らず日本全国にファンを増やしていますが、ファンは藤本さんをどのように評価しているのか、改めて紹介したいと思います。

  • 毎日藤本監督の一問一答見る度に、来シーズンへのワクワク感が半端ないんだが
  • 「4割打たなきゃダメ」「1割5分引かなきゃ」とか乱暴な物言いに聞こえるかもしれないけど言うだけじゃなくてしっかり練習に付き合ってくれる藤本監督の姿勢、好きだな
  • 藤本監督は二軍も三軍もよく知ってるからみんな慕って使ってもらおうと奮起しそうよね
  • 藤本監督のキャンプの様子とか見てると結構いい感じっぽいので来季に期待です
  • 藤本監督の先発を増やそうという姿勢は評価したい 前任者が育てていなかったからね…
  • 藤本監督のぶっちゃけっぷりが楽しい 楽しいチームになりそう
  • 藤本監督のインタビュー見てると今回の反省と改善が明確で来シーズンどのように仕上げてくるのかめっちゃ楽しみ
  • ホークス藤本監督の現役時代はあんまり知らないけど頑張ってほしい
  • 藤本監督とBIG BOSSのメンバー表交換早く見たい

まず、藤本さんはインタビューでの受け答えが明確であり、今季の反省点も的確だったことから、采配にもそれが見られるのではないかと監督としての手腕に期待していることが伝わってきました。

また、ファームで選手の育成に関わってきたことから、選手に近い指導者としてコミュニケーションを円滑にする面や、力のある若手選手を積極的に抜擢してくれることを期待するファンも多かったように感じました。

なによりも親しみを感じるキャラというのが藤本さんの大きな魅力なのかもしれません。

キャンプ地にて伊勢海老の差し入れをいただいた際に、伊勢海老を持つ藤本さんの姿が漁師か業者の人にしか見えないとファンから“評判”になっていることが印象的でした。

確かに色々な現場に藤本さんに似た人はいそうですよね(笑)。

 

 

最後のコメントにある「BIG BOSS」とは、日本ハムの新監督に就任した新庄剛志さんのこと。

そういえば、新庄さんといえば藤本さんと現役時代に意外な接点があったそうです。

 

藤本監督は1998年の1年だけオリックスでプレーした。この時、新庄新監督は阪神でプレー。兵庫県内で住んでいたマンションがたまたま一緒で藤本監督は「マンションを出る時間が一緒で、彼は僕が出るのを待っていてくれたんですよ。礼儀正しいヤツですよ」と当時のことを回顧した。

「テレビとかでふざけているところがあるんですけど、案外、会った時は紳士なんですよ」と新庄監督の“素”の部分も明かした藤本監督。ともに新たにチームを率いることに新監督同士ということで「パ・リーグが盛り上がってくれたらありがたいですね」と“新庄効果”を歓迎していた。

出典 Full-Count

 

新庄剛志さんが監督に就任した日本ハムは、チームを明るくしてほしいという願いを込められてのオファーだったようですが、ソフトバンク藤本さんの明るさでチームの雰囲気を良くし、新庄さんと共にパ・リーグを盛り上げ、ファンをワクワクさせるような試合を期待したいですね。

 

 

 

・居酒屋を経営してる…?

 

藤本さんは、引退後の2004年から福岡市中央区平尾で、奥さんと共通の夢だった居酒屋「藤もと亭」を経営していました。

福岡出身の芸能人やホークス選手も多く訪れていたそうですが、2010年に閉店しています。

食べログの評価は、「3.01」でした。

お店の口コミを見てみると…。

 

その昔、福岡のガイドブックを参考にして仕事で1回使わせてもらった。福岡市中央区は平尾にある元ダイエーホークス選手・藤本博史氏がオーナーをされている和食のお店。すいません、自分は野球があまり詳しくないので野球絡みでは話は膨らまんのです‥

料理は居酒屋並みにメニューが豊富で、コースは5千円台、7千円台、1万円台でお酒の種類もまずまず。新鮮な馬刺しや馬レバー刺し、黒豚と野菜の蒸籠蒸しが目玉料理で、これがなかなか良かった。

市街中心部から少し離れた閑静な高級住宅地エリアに立地しているので、酒を飲みたかったらアクセスには少々難ありだが、近くに住んでたらまた行きたい感じだ。

出典 食べログ

 

 

お店の評判は悪くなかったようで、お店を通し様々な人と知り合ったことで人脈は幅広いものになったといいます。

口コミを書いた人は野球に詳しくないらしく、まさかその店主がソフトバンクの監督になるとは思ってもみなかったでしょうね。

その貴重な機会は色々なところで持ちネタとして話題にできるでしょうし実に羨ましいです。

 

ソフトバンクは豊富な資金力から補強に対し余念がなく、常勝軍団として優勝・日本一を常に義務付けられている球団です。

解説者、指導者、そして経営者と様々な経験をしてきた藤本監督が、選手を育てつつ、自分のカラーを出し、いかに勝っていくか、非常に興味深いのですが、その重圧は半端ないですし苦労も大変なものになるでしょう。

たとえ苦しんだとしても、シーズン最後に藤本監督とホークスナインが笑える時が来ることを願っています。

・・・もしかすると、応援団のペッパーくん軍団も笑うかも(ホラー)。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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