日本が誇るスピードスターとして、セルティックや日本代表で活躍する前田大然(まえだ だいぜん)選手。
前田大然選手が足がめちゃくちゃ速いのは試合を観ていれば分かるのですが、100メートルを何秒で走るのか気になっている方も少なくないようです。
今回は、Jリーグ時代のスプリント記録なども含め、どれだけ早いのか見ていきたいと思います。
また、前田大然選手の年俸や市場価値、さらには髪型はずっと坊主なのか?坊主にした理由なども調べてみました!
・プロフィール
名前 前田 大然 (まえだ だいぜん)
生年月日 1997年10月20日
出身地 大阪府南河内郡太子町
身長/体重 173cm/67kg
ポジション FW(左ウィンガー、セカンドストライカー、センターフォワード)
所属 太子JSC → 川上FC → 山梨学院大附属高等学校 → 松本山雅FC(2016~2020) → 水戸ホーリーホック(レンタル) → 松本山雅FC → CSマリティモ(レンタル) → 横浜F・マリノス(レンタル) → 松本山雅FC → 横浜F・マリノス(完全移籍) → セルティックFC
小学4年生の時に友達から誘われサッカーを始める。
山梨学院大学附属高校卒業後、2016年に松本山雅FCに入団。
2017年に水戸ホーリーホックへと期限付き移籍。
2018年に松本山雅FCに復帰。
2019年にコパ・アメリカに臨む日本代表に初選出された。
同年7月にはポルトガル1部のCSマリティモへ期限付き移籍し、23試合に出場し3得点を記録。
2020年に横浜F・マリノスへ期限付き移籍。
シーズン終了後に完全移籍に。
2021年、リーグ戦23ゴールを記録し得点王に輝く。
同年12月31日にセルティックFCへの期限付き移籍が発表され、シーズン終了後には完全移籍に。
2022年のワールドカップ・カタール大会に出場を果たし、クロアチア戦で1ゴールを決めた。
・年俸&市場価値は…?
・現在の年俸
前田大然選手の現在の年俸は70万ポンド(約1億3000万円)
※2024年2月7日現在(1ポンド186円)
・年俸推移
- 2016年 300万円 松本山雅
- 2017年 300万円 水戸ホーリーホック
- 2018年 700万円 松本山雅
- 2019年 1800万円 横浜F・マリノス
- 2019-2020年 7万ユーロ マリティモ
- 2021年 2500万円 横浜F・マリノス
- 2021-2022年 75万ポンド セルティック
- 2022-2023年 93万6000ポンド セルティック
- 2023-2024年 70万ポンド セルティック
・市場価値
前田大然選手の現在の市場価値は650万ユーロ(約10億3500万円)
※2024年2月7日現在(1ユーロ=160円計算)
2022年5月にセルティックが買取オプションを行使した際、横浜F・マリノスへ移籍金200万ユーロが支払われたという情報があります。
その年の6月には市場価値が350万ユーロになっており、1年半後には650万ユーロにもなっているのですから、セルティックは良い決断をしたのではないでしょうか?
・市場価値の推移
- 2016年6月 5万ユーロ 松本山雅
- 2017年3月 5万ユーロ 水戸ホーリーホック
- 2018年1月 35万ユーロ 水戸ホーリーホック
- 2019年6月 80万ユーロ 松本山雅
- 2019年12月 100万ユーロ マリティモ
- 2021年1月 85万ユーロ 横浜F・マリノス
- 2021年6月 110万ユーロ 横浜F・マリノス
- 2022年6月 350万ユーロ セルティック
- 2022年12月 500万ユーロ セルティック
- 2023年3月 600万ユーロ セルティック
- 2023年12月 650万ユーロ セルティック
・愛用のスパイクは…?
前田大然選手が愛用しているスパイクは、『ナイキ ヴェイパー14 エリート』
『ナイキ ヴェイパー14 エリート』の特徴は…
- 必要最低限の要素で構成された新しいFlyknitアッパー。使用する素材を選び抜き、必要なものだけを残して軽量化を実現。粘着性のある軽量のメッシュ素材を使用し、高速で走りながらも足でボールを捉え、適切なボールタッチができるようサポート。
- 雨の日も晴れた日も頼れるタッチを実現する、全天候対応のオール・コンディションズ・コントロール(ACC)を採用。NikeGripテクノロジーを取り入れたインソールが、試合がヒートアップしたときに足が滑るのを防止します。
- 前足部のプレートにNike Aerotrakゾーンを採用し、爆発的な加速を実現。中足部エリアの剛性や強度を強化し弾むような履き心地。ピッチのどこにいても、足を踏み出すたびに多方向へのトラクションを発揮するV字型スタッズ。
※2021年に書かれた当時の情報です。
現在は、『ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15』を使用しているとのこと。
・スプリント回数が驚異的…?
50メートル5.8秒の俊足で、果敢に何度もゴールに迫る前田大然選手。
スプリント回数(時速24km以上で1秒以上走った場合にスプリント回数がカウントされる。ダッシュした本数=スプリント回数)が非常に多いことで有名です。
- 2019年 1試合53回 (1位)
- 2020年 1試合42回 (1位)
- 2021年 1試合62回 (1位) ※7月4日現在
今季はスタメン出場が増えた為、スプリント回数のランキング上位を前田大然選手がほぼ占めている状態です。
スピードに乗って何度もゴールに迫る前田大然選手は相手守備陣の脅威となっています。
※2021年に書かれたものです。
・100Mのタイムは…?
証拠写真! https://t.co/UAEP8CNdrH pic.twitter.com/Xy31k7GrVc
— 林 陵平 Ryohei Hayashi (@Ryohei_h11) December 29, 2022
前田大然選手の50メートルのタイムは、2021年当時で5.8秒だと紹介しました。
加速力は世界でもトップクラスだと評価されており、100メートルのタイムは単純に倍にすればいいものじゃないんだとか…。
その後配信されたNumberの記事によると、時速36.9kmを記録しており、2021年に山縣亮太選手が記録した100メートル9秒95を単純に時速換算した36.2kmよりも速いことになります。
もし、前田大然選手が学生時代に陸上競技を選んでいた場合、伝説的なスプリンターに成長していたかもしれませんね。
・なぜずっと坊主頭なの…?
前田大然選手は2日に1回のペースで頭を剃っているそうで、試合前には必ず持参したバリカンで頭を剃るそうです(ルーティーンでもあるとのこと)。
前田大然選手のトレードマークともいえる坊主頭ですが、学生時代からずっと坊主頭だったんでしょうか?
あるインタビュー記事のよると、高校1年生の時にやんちゃをしていたそうで、2年生の時にはほぼ1年間サッカーから離れていたそうです。
サッカーから離れていた期間に髪の毛を伸ばしたそうで、ロン毛にしたそうです。
バスケット漫画の『SLAM DUNK』でいう三井寿みたいな感じでしょうか?
ただ、前田大然選手は部活に出なくなってからもサッカーのトレーニングはしており、社会人サッカーの練習に混ぜてもらっていたそうです。
高校生の時の前田大然さん(松本山雅FC→マリティモ)。見た目変わらないなぁ。 pic.twitter.com/yNm1G2n5Ps
— たい (@tai_0411) July 21, 2019
そこでサッカーの楽しさやチームメイトの大切さを実感。
また家族の後押しもあり、3年生になってサッカー部に復帰したそうです。
やんちゃをしサッカーから離れたといっても実際には練習をしていたそうなので、サッカーを嫌いになったわけじゃなかったんでしょうね。
「あきらめたらそこで試合終了」・・・サッカーをあきらめなかった前田大然選手。
まさにこの言葉通りにいつでも全力で走り、最後まで貪欲にゴールを狙う姿勢は本当に素晴らしいです。
・海外の反応は…?
最後に前田大然選手に対する海外のサッカーファンの反応(評価)を集めてみました。
- 彼はめっちゃ速い
- 前田大然の最後のパスは酷い時がかなりあるが、彼は本当に相手ディフェンダーを疲れさせる
- 前田大然が大好きだ。彼の予測不可能なプレーは見ていて楽しい
- 前田はシュートを決められないと言っていたのは誰だ
- スタメン入りで批判の声はかなりあったが、なんて形で黙らせるんだ
- 前田がアンチを黙らせている
- 前田はセルティックにとって大きな戦力だ
- チームにとって最も重要な選手の一人だ
※主に2024年1月2日(セント・ミレン戦)でのゴールへの反応になります。
前田大然選手の武器は圧倒的なスピード+無尽蔵なスタミナであり、ゴールがすべてじゃないと思いますが、アンチを黙らせるにはやはりゴールという結果が必要なんでしょうね。
セルティックには欠かせない選手になっていますが、ステップアップにも期待したいところです。
最後までお読みいただきありがとうございます。