２０２３年３月にA代表に初招集され、コロンビア戦で初出場を果たしたバングーナガンデ佳史扶選手。
所属クラブのFC東京では左サイドバックとしてレギュラーを獲得するなど、いま勢いのある選手です。
今回は、バングーナガンデ佳史扶選手について調べてみました。
・プロフィール
名前 バングーナガンデ 佳史扶 (バングーナガンデ かしーふ)
生年月日 2001年9月24日
出身地 東京都足立区
身長/体重 １７６cm/７２kg
血液型 O型
利き足 左足
ポジション DF
所属 FCアビリスタ － FC東京U-１５深川 － FC東京U-１８ － FC東京
小学生の時はFCアビリスタとFC東京のスクール深川アドバンスクラスに通い、小学校卒業後はFC東京U-１５深川、FC東京U-１８と順調に昇格。
高校時代は２０１８、２０１９年に２年連続でトップチームに２種登録された。
２０１９年、ルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝のガンバ大阪との第１戦でトップチーム初出場を果たす。
２０２０年に正式にトップチームに昇格。
同年９月２７日の第１９節サガン鳥栖戦でJ１デビューを果たした。
２０２２年シーズンは１７試合に出場し、１得点２アシストを記録。
今季はリーグ戦５試合全てで先発出場。
※３月３０日現在
世代別の日本代表にもU-１７からコンスタントに招集され、２０２３年３月１５日にはA代表に初選出された。
・どこのハーフ…？
バングーナガンデ佳史扶選手は、ガーナ人の父と日本人の母との間に生まれたハーフで、名前の読み方はシーフ。
家族構成は両親、兄、妹、佳史扶選手、弟の４人きょうだいで６人家族となっています。
サッカーはお兄さんの影響で始めたとのこと。
「これまで一番影響を受けた人はいますか？」との質問には
と話しています。
現在もサッカーを続けていれば、お兄さんのお名前も特徴的でしょうし、すぐに判ると思うのですが、検索しても出てこないことを考えると、今はもうサッカーから離れている可能性が高いのではないでしょうか。
また、ご両親から“周りに感謝しろということはずっと言われてきた”ともお話になっていますが、決して厳しいだけではなく、
と話すように、バングーナガンデ選手はしっかりと愛情を注がれて育ったようです。
ちなみにバングーナガンデ選手のご両親の名前、お仕事などは公開されていません。
次のワールドカップに選ばれることがあれば、これまでの選手たちのように家族のことも詳しく紹介されるのではないでしょうか？
・出身中学・高校は…？
バングーナガンデ選手の出身中学や高校は判明しているのでしょうか？
調べてみたところ、明確な情報はありませんでした。
しかし、２０１７年に開催された「第３回足立中学校陸上競技選手権大会」に“バングーナガンデ梨名”さんという、当時中学１年生の女の子が１００ｍ 決勝に出場されていました。
この特徴的な名字からバングーナガンデ選手の妹さんであることが推測されます。
梨名さんは、「足立区立第十四中学校」に通われていたようで、バングーナガンデ選手も同じようにこの中学に通われていたのではないでしょうか。
ちなみにヤフー知恵袋にあった情報ですが、公立中学に通う生徒の親御さんが、FC東京U-１５深川の選手や三菱養和に所属する選手も同じ中学に通っていることを書き込んでいます。
この親御さんの話す中学が「足立区立第十四中学校」であるのかは不明ですが、FC東京U-１５深川の選手が公立中学に通っていることを考えると、バングーナガンデ選手も公立の「足立区立第十四中学校」に通われていた可能性が高いと思われます。
FC東京17歳DFバングーナガンデ佳史扶がトップチームデビュー「意外と楽しくできた」#fctokyo #FC東京 #FC東京ユース #ユースhttps://t.co/gsSQnVccoL pic.twitter.com/ewFkz4Xa3a
— NOBUO.MAD (@NBOcom) September 6, 2019
高校についてはまったく情報がありませんでした。
Jリーグのユースチームと提携している高校が全国にあり、サンフレッチェ広島、ガンバ大阪、京都サンガ、鹿島アントラーズなどのユースの選手は提携先の高校に通う選手が多いようです。
しかし、FC東京のユースには提携校がないようで、高校は各々が高校受験をして入学するようです。
(２種登録されるような選手は)サッカーと両立するために通信制の高校に通うことが多いんだとか。
浦和レッズのGK鈴木彩艶選手は、通信制の『角川ドワンゴ学園N高校』に通われていましたし、バングーナガンデ選手も通信制の高校に通われていたのかもしれません。
・現在の年俸や市場価値は…？
・バングーナガンデ佳史扶選手の現在の年俸は１４５０万円。
- 2023年 1450万円 ＦＣ東京
- 2022年 700万円 ＦＣ東京
- 2021年 480万円 ＦＣ東京
- 2020年 460万円 ＦＣ東京
・現在の市場価値は３２.５万ユーロ(約４７００万円)
- 2023年1月 32.5万ユーロ ＦＣ東京
- 2022年6月 12.5万ユーロ ＦＣ東京
- 2022年1月 12.5万ユーロ ＦＣ東京
- 2021年6月 7.5万ユーロ ＦＣ東京
- 2021年1月 7.5万ユーロ ＦＣ東京
・特徴やプレースタイルは…？
所属クラブのFC東京、そして日本代表としても長友佑都選手の後継者として注目されるバングーナガンデ佳史扶選手。
下部組織時代は前線のポジションを務めていましたが、徐々にポジションを下げていったそうです。
身長１７６cmと決して大柄ではないものの、スピードを活かしたオーバーラップや攻撃参加は相手にとって脅威で、また優れた身体能力も魅力で１対１の対人能力もトップレベル。
FC東京の公式サイトには「フィジカルの強さとボール奪取に長けたDF。左足から放たれるクロスボールは相手の驚異となる」と紹介されており、クロスの精度も大きな武器となっています。
さらに、貴重な左利きのサイドバックであることも、これからの代表に必要不可欠な存在になる可能性も秘めています。
A代表として初出場したキリンチャレンジカップでは、後半に相手選手と空中で交錯して右ひざを負傷。
後半１４分に途中交代してしまったことで、バングーナガンデ佳史扶選手には悔しい思いしか残らなかったといいます。
早くも“次”を意識して成長することを誓うバングーナガンデ佳史扶選手。
Jリーグでの活躍、そして成長がそのまま代表に還元されると思いますし、伸び盛りのこの２１歳から目が離せません。
最後までお読みいただきありがとうございます。