2023年7月20日に開催した「W杯 オーストラリア・ニュージーランド大会」で、快進撃を続けるサッカー女子日本代表“なでしこジャパン”。
その中でも注目を浴びているのが、宮澤ひなた(みやざわ・ひなた)選手。
今回は、宮澤ひなた選手を徹底的に調査してみました。
・プロフィール
名前 宮澤 ひなた (みやざわ ひなた)
生年月日 1999年11月28日
出身地 神奈川県南足柄市
身長/体重 160cm/48kg
血液型 AB型
利き足 右足
ポジション ミッドフィールダー、フォワード
使用スパイク adidas X CRAZYFAST(エックス クレイジーファスト)
所属 向田SC → OSAレイアFC → 星槎国際高校湘南 → 日テレ・東京ベレーザ → マイナビ仙台
3歳上の兄の影響で幼稚園の時にサッカーを始め、向田サッカークラブ、星槎湘南大磯総合スポーツクラブ(OSA)の女子ジュニアユースチームに所属した。
2015年、通信制高等学校課程の星槎国際高校湘南を経て、法政大学スポーツ健康科学部に進学。
大学に通いながら、日テレ・ベレーザ(東京ヴェルディベレーザ)でプレーした。
2021年、WEリーグ開幕時にレディースマイナビ仙台に移籍。
年代別の日本代表でプレーし、2018年11月にA代表デビューを果たした。
池田太氏が代表監督に就任すると代表に定着。
持ち前のスピードに決定力を備え、W杯で5得点を挙げる(8月6日現在)。
主な代表歴
・2016年U-17女子W杯(準優勝)
・2018年U-20女子W杯(優勝)
・2022年女子アジア杯(4強)
・2022年EAFF E-1選手権
・2023年女子W杯
・50mのタイムが凄い…?
宮澤ひなた選手は、スピードを生かしたドリブルが持ち味の選手。
所属するマイナビ仙台レディースでは、トップ下でプレーすることが多いですが、サイドやトップでも持ち味を発揮しています。
ポジションによってプレーを変えていくことを意識していると話すように、状況判断能力の高さ、身長160cmながらフィジカルの強さも武器となっています。
W杯 オーストラリア・ニュージーランド大会では、2シャドーに位置し、ずば抜けた得点能力の高さを披露!
決勝トーナメント1回戦のノルウェー戦でゴールを決めるなど、現在5得点。
大会5得点は、2011年のW杯ドイツ大会の澤穂希さんの得点と並び、日本選手最多となっています。
ここからが本題。
動画でも確認できるように、スペースを与えると独走状態になっています。
そんなスピードスターである、宮澤ひなた選手の50m走のタイムがいくつなのか気になっている人も。
調べてみると、宮澤ひなた選手の50m走のタイムは“6秒8”。
女子の日本記録は小西恵美子さんの“6秒47”。
これは、陸上選手(室内)の記録なので、ガチのスプリンターと同レベルということになります。
ちなみに男子サッカー選手の50m走の平均タイムは“6秒4”といわれており、スピード勝負なら男子にも負けないことがわかります。
・現在の年俸(年収)は…?
なでしこジャパンの活躍で、注目が集まる女子サッカー。
女子サッカー選手がどれくらい稼いでいるのか、気になっている人も少なくないようです。
これまでも海外で活躍する、なでしこジャパンのメンバーの年俸などを紹介してきましたが、意外な年俸事情に驚く人もいるかもしれません。
現在、宮澤ひなた選手はWEリーグのマイナビ仙台レディースに所属しています。
なでしこリーグは、プロとアマが混在し、代表クラスの選手以外はプロ契約することができず、大半の選手が所属クラブが運営する会社などで働きながらプレーしていました。
当時の選手の平均年収は240万円ほど。
WEリーグはこれを改善するため、最低年俸が270万円で設定されたプロ契約選手を、1チームにつき15人以上擁することを定めています。
《プロA契約選手5人以上およびプロB・C契約選手10人以上と契約を締結》
プロA契約・プロB契約・プロC契約の3つのカテゴリーに分かれており、プロA契約は基本年収460万円以上、プロBとプロCは270万円以上460万円以下。
プロA・プロB・プロC契約を分けるのは公式戦出場時間とされていて、WEリーグでは出場時間450分以上でプロA契約となるようです。
宮澤ひなた選手の年俸は明らかにされていませんが、マイナビ仙台レディースでは主力として出場しており、年収460万円以上であることがわかります。
先日、宮澤ひなた選手は英紙『ガーディアン』が選ぶ「女子W杯でブレイクしたスター10人」を発表。
W杯得点王候補であり、日本のスピードスターに海外クラブが興味を示すのは必至。
ちなみに海外でプレーする選手についてですが、一部のスター選手以外はWEリーグと年俸はあまり変わりません。
欧州のトップリーグでも平均年俸は数百万円。
ただ、W杯得点王の肩書をひっさげての移籍ならば、待遇はスター選手並み(年俸数千万円)も夢ではないかもしれませんね。
・両親や兄弟も有名人…?
宮澤ひなた選手は、母親と兄の3人家族。
小学校3年生の時にご両親が離婚。
以降は、母・貴代さんがシングルマザーとして2人のお子さんを育てられました。
「お母さんは仕事を2つ掛け持ちしてくれた。サッカーの話を聞いてくれたのはお兄ちゃん」と感謝の気持ちをメディアを通して伝えています。
宮澤ひなた選手がサッカーの相談をしているという兄は、現在、久野FCに所属する宮澤佳汰選手。
久野FCは、神奈川県社会人サッカーリーグ3部に所属するクラブです。
宮澤ひなた選手は、2019年のW杯フランス大会の選考から外れ、落ち込む日々が続いたそうですが、
母親や兄の宮澤佳汰選手に励まされたことで前向きになれたと話しています。
素敵な家族ですよね。
宮澤ひなた選手の今の活躍があるのは、家族の支えが大きく、宮澤ひなた選手自身も努力を惜しまなかったからなんでしょうね。
・熱愛彼氏は誰…?
宮澤ひなた選手に熱愛彼氏はいるのでしょうか?
過去の記事を漁ってみましたが、彼氏の存在を明かしたものはありませんでした。
インスタグラムの投稿も男性とのツーショットはお兄さんの宮澤佳汰選手と監督くらい。
プライベートのアカウントは別にあるのかもしれませんが、宮澤ひなた選手に男性の影は見当たりません。
宮澤ひなた選手の憧れのサッカー選手は、ブラジル代表のネイマール選手なんだとか。
ネイマール選手は、パリ・サンジェルマンに所属していますが移籍の話もあります。
宮澤ひなた選手が海外のビッグクラブに移籍した場合、同じクラブに所属する可能性がありますし、会える機会もあるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。