東京オリンピック2020で念願の金メダルを狙う、「サッカーU-24日本代表」のDF冨安健洋選手。
冨安選手は、6月5日に行われた国際親善試合「U-24ガーナ代表」との試合に出場しましたが、試合後に怪我のためチームを離脱しました。
果たして、オリンピックに間に合うのでしょうか?
また、冨安選手には移籍の情報もあるのですが無事移籍はできるのでしょうか?
今回は、冨安健洋選手の怪我の状態や移籍の話題について調べてみました!
・プロフィール
名前 冨安 健洋 (とみやす たけひろ)
生年月日 1998年11月5日
現年齢 22歳
出身地 福岡県福岡市
身長 188cm
血液型 A型
所属 ボローニャFC
中学生の時にアビスパ福岡の下部組織に入団。
2015年、高校2年生ながら2種登録され公式戦デビュー。
2016年にトップチームに昇格すると、高校生Jリーガーながらレギュラーに定着。
2018年、将来性を買われ19歳でベルギー1部リーグのシント・トロイデンに移籍。
ベルギーで1シーズン半を過ごし、2019-2020シーズンにセリエAのボローニャに移籍しました。
また、各年代の代表を経験し、2018年8月に開催されたキリンチャレンジカップで日本代表に初招集されました。
その後、日本代表に定着し主にCBとして活躍。
東京オリンピックでは、U-24日本代表の守備の要として期待されています。
・東京オリンピックを断念…?
冨安選手は、地元福岡で行われた国際親善試合「U-24ガーナ代表」との試合に出場。
試合は主力である堂安律選手、久保建英選手のゴールやオーバーエイジ枠の吉田麻也選手、酒井宏樹選手、遠藤航選手の活躍もあり6-0で勝利!
U-24ガーナ代表戦は、オリンピックの初戦で対戦する「U-24南アフリカ代表」を想定した試合でしたが、結果的にいうとやや物足りないものとなりました。
気になるのは、冨安選手が後半13分で退いたこと。
冨安選手は、5月下旬の日本代表合宿から右膝の故障で別メニュー調整が続いており、6月3日の日本代表戦でもベンチ入りはしたものの出場はしていませんでした。
6月9日、日本サッカー協会は、冨安選手がチームを離脱し治療に専念することになったことと、セレッソ大阪の瀬古歩夢選手を追加召集することを発表しました。
12日に行われたU-24ジャマイカ代表戦では、4バックで臨みCBとして吉田麻也選手とコンビを組んだのは町田浩樹選手と瀬古歩夢選手でした。
ふたりを45分ずつ起用したということは、オプションとしてフィットした方を起用しようと考えているか、はたまた冨安選手が本番に間に合わないことを想定したものと考えられます。
果たして、冨安選手はオリンピックに間に合うのでしょうか…。
・怪我の状態は…?
冨安選手は、6月5日のU-24ガーナ代表との試合後から別メニュー調整となっていました。
9日に冨安選手がチームを離脱したのはお伝えしましたが、そのニュースが流れるとネット上では、日本代表がオリンピックでメダルを獲れるのか心配する声が挙がりました。
- これは終わった
- 残念だけど終わりです
- 嘘だろ・・・メダル一気に怪しくなってきた
- 日本に来たらいつも怪我してるな
- またミハイロビッチキレるじゃん
- 本大会も欠場するわけちゃうやろ?
- 所属チームには派遣する義務自体ないから今回の怪我で派遣禁止にする可能性あるんじゃね?
- 移籍が本当なら政治的配慮もあるだろうけどな
引用元 soccerman
U-24ガーナ代表との試合直後は、冨安選手の怪我の様子は詳しくは報じられていませんでしたので、様々な憶測が飛び交いました。
冨安選手が怪我をしたことで、ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督が激怒し、オリンピックへの派遣を中止することが考えられると推測する人や冨安選手には移籍の情報もあり、移籍が決まればその移籍先のクラブからクレームがあるのでは?と心配する人もいました。
確かに怪我を抱えたままの出場は、怪我の悪化や選手生命を削ることも考えられるので派遣を見送られる可能性はあると思います。
・・・A代表でも活躍し海外経験豊富な冨安選手がいなくなるのは代表にとって厳しいかもしれませんね。
コロナ禍の中のオリンピック開催ということもあり、日本にベストメンバーを送り出す国は少ないという憶測があります。
そういった面や実力者の多いU-24日本代表のメンバーを考えても金メダルを獲得することも夢ではないと個人的に思っています。
このチャンスを逃す手はないと思うのですが…。
冨安選手の怪我の様子はどうなのでしょうか?
オンライン取材に応じた横内昭展監督代行(53)は冨安について「回復状態にはあって、ガーナ戦はやれるところまで来て、悪化している訳ではない。悪化する可能性もあるということで様子を見て練習を休ませていた」と、軽傷であることを強調した。
引用元 デイリースポーツ
横内昭展監督代行によると、冨安選手は代表合宿でしばらく別メニューで調整しており、ガーナ戦では回復の様子を見たかったようです。
フルで出場するには、現段階ではちょっと状態が心配というわけでオリンピックには間に合うと考えているそうです。
一安心ですね!
U-24日本代表は、6月下旬にメンバー発表を行った後、7月にU-24スペイン代表とU-24ホンジュラス代表とのテストマッチを控えています。
森保一監督は、冨安選手をU-24含め日本代表の中心メンバーと考えていることから、冨安選手がメンバーから外れる可能性は低いと考えられます。
願わくば、怪我が悪化せずベストな状態でオリンピックに臨んでもらいたいですね。
・アタランタに移籍する…?
冨安選手は、2019年7月にボローニャに移籍し、すぐにセリエAに順応。
右サイドバックやセンターバックで出場を重ね、8月のクラブ月間MVPを受賞しました。
その後も高パフォーマンスを継続し、コリエレ・デロ・スポルト紙から「冨安は黄金の選手。シニシャ・ミハイロビッチ監督にとってなくてはならない選手」と高い評価を受け、「ボローニャは絶対に手放さないつもりだ。たとえ、2500万ユーロを積まれたとしても」と、獲得オファーが殺到する冨安選手の移籍問題にも触れています。
冨安選手の移籍金は2500万ユーロ(約33億2000万円)といわれており、久保建英選手の移籍金が1500万ユーロ(約20億円)といわれているのを考えると、どれだけ評価されているのか分かると思います。
今夏、冨安選手の獲得に熱心なのが同じセリエAのアタランタだといわれています。
しかし、アタランタはクラブが設定した2500万ユーロではなく、1500万ユーロほどで冨安選手を獲得しようと考えているそうです。
冨安選手がオリンピックで活躍し、さらに評価を上げるようだとビッグクラブからのオファーがあるかもしれませんし、ボローニャがアタランタに移籍させる可能性は低いのかもしれません。
果たして、冨安選手が来シーズンに所属しているクラブはどこなのか?
オリンピックでの活躍を祈りながら楽しみにしておきます!
最後までお読みいただきありがとうございます。