平昌オリンピックで2つの金メダルを獲得するなど、世界トップレベルのスピードスケート選手である高木菜那さん。
今年2月に行われた北京オリンピックでは、連覇に挑んだマススタートとパシュートでいずれも転倒してしまうという悪夢に見舞われ、悔し涙を流す姿が印象的でした。
オリンピック後も世界選手権やW杯最終戦に出場するなど、忙しい日々を過ごされている高木菜那さんですが、今季限りで現役を引退する意向なんだとか。
引退後は何をされる予定なんでしょうか?
もしかして熱愛彼氏との結婚も!?
そもそも高木菜那さんに彼氏はいるのでしょうか?
気になりますね…。
・・・ということで今回は、高木菜那さんについて気になることを調べてみました。
・プロフィール
名前 髙木 菜那 (たかぎ なな)
生年月日 1992年7月2日
出身地 北海道中川郡幕別町
身長/体重 155cm/ 48㎏
血液型 A型
所属 日本電産サンキョー
兄の影響でスケートを始めた。
高校卒業後、スピードスケートの名門・日本電産サンキョーに就職。
2014年のソチオリンピックで初出場を果たし、3大会連続で出場した。
2018年、平昌オリンピックの女子団体パシュートと女子マススタートの金メダルを獲得。
オリンピックの1大会で2つの金メダル獲得は日本の女子選手として初めて。
同年の春の褒章で紫綬褒章を受章。
2022年、北京オリンピックで女子団体パシュートで銀メダルを獲得。
妹はスピードスケート選手の髙木美帆さん。
・現役引退を表明…?
北京オリンピックを飾った数あるシーンの中で、「ごめん」と号泣しながらチームのメンバーに謝っている高木菜那さんの姿が色濃く印象に残っている人も多いのではないでしょうか?
北京オリンピック・女子団体パシュート決勝で、高木菜那さんが金メダルに手が届くゴール目前で転倒し、フェンスに叩きつけられるシーンはあまりにもショッキングでした。
高木菜那さんが転倒せずにゴールしたならば、あのレースはカナダに逆転されることなく、0.3秒差で勝てたと予想する専門家もいますが、あの悲劇を生んでしまった要因のひとつにマススタートで他選手との接触などがあり、パシュート決勝前の段階で「左足が言うことを聞かなくなっていた」ということがあるみたいです。
また、コロナ禍による国際大会の中止などで約2年間、この種目で海外勢と競う機会がなく、「気合を入れていったけど、どういうレースをしたらいいか分からない部分があった」と話したように、大会前からレース勘が鈍っていたことを不安に感じていたとも明かしています。
メンタルや肉体的にも不安要素が多かった…。
野村克也さんが使用したことで有名な「負けに不思議な負けなし」という格言がありますが、負けた時には必ず負ける理由があるというように(実際には「勝ちに不思議な勝ちあり」を一緒に使うため意味が違ってきます)、高木菜那さんが転倒してしまった理由もちゃんとあったんですね。
レース後、「すごく悔しく、辛い五輪になった」と髙木菜那さんが語ったように、20代最後となるオリンピックは不完全燃焼に終わってしまいましたが、その後も休むことなく世界選手権やW杯最終戦に出場。
そして3月12日、オリンピックシーズンの最終レースを終えた高木菜那さんは、ある決断をしたことを告白したのでした…。
スピードスケート女子の高木菜那(29=日本電産サンキョー)が今季限りで現役を引退する方針を改めて示した。12日にオランダ・ヘーレンフェインで開幕したW杯最終戦の女子1500メートルに出場し、1分54秒97で5位。北京五輪シーズンの最終レースを終え「今季で最後という気持ちでやってきたので、そのつもりではいる。(日本に)帰ってからもう一度考えて整理をして、自分の考えを伝える場を設けたい」と語った。
出典 スポーツ報知
今季限りでの引退・・・髙木菜那さんは北京オリンピックを自身の集大成の大会と位置づけ競技に臨まれていたようです。
実は「今季限りで現役を引退する方針を“改めて”示した」とあるように、2月19日の女子マススタートのレース後に、「北京オリンピックを最後のオリンピックにする」ことを取材陣に明かしていました。
「日本に帰ってからもう一度考えて整理をして、自分の考えを伝える場を設けたい」と話すように引退会見を開く意向を示しており、その会見の中で引退を決断した理由も明かされるのではないでしょうか?(最新情報では4月4日に引退会見が開かれるとのこと)
それでは、引退後の活動について何をするのか決めているのでしょうか?
平昌オリンピック後に肉体強化のトレーニングを依頼していた室伏広治さんにも現役引退後の進路について相談していたそうなのですが、W杯最終戦後には「日本に帰ってからもう一度考えて整理をして」と話したように、今後のプランにイレギュラーが生じてしまったようなんです。
・今後の活動は…?
3月1日、日本のスピードスケート界に衝撃的なニュースが流れました。
高木菜那さんが所属する『日本電産サンキョースケート部』が、3月31日をもって廃部となることが発表されたのでした…。
日本電産サンキョースケート部は、これまで30人以上の五輪選手を輩出する名門。
清水宏保さん、長島圭一郎さん、加藤条治さん、高木菜那さんら5人の五輪メダリストが在籍したことでも有名です。
65年の歴史に終止符を打つことになった日本電産サンキョースケート部ですが、何が理由で廃部となるのでしょうか?
「近年強いリーダーの不足に加えて、ここ数年スケート選手を目指す若者も減り、そのレベルも落ちてきたことから、企業がスピードスケート競技の発展に貢献するという当初の目的についての展望が持てないと判断し」、廃部を決定したという。
出典 Number
「企業がスピードスケート競技の発展に貢献するという当初の目的についての展望が持てない」との発表が物語るように、2014年のソチオリンピックでスピードスケート勢がメダルを獲得できなかったことで、実業団の垣根を越えたナショナルチームが編成されました。
選手はナショナルチームでトレーニングを積むようになり、実業団の存在意義が薄まったといいます。
今村俊明監督によると北京オリンピック後にスケート部の存続について議論が持ち上がったそうで、「1人(高木菜那さん)しかオリンピックに行けなかったので仕方がない」と語るように、費用対効果に見合わないと判断されてしまったのも大きいのではないでしょうか?
日本電産サンキョースケート部は、米雑誌フォーブスで日本有数の資産家(2021年3月時点で総資産は87億ドル、日本長者番付4位)と紹介されている、日本電産創業者の永守重信さんによって支えられてきました。
2010年のバンクーバーオリンピックで、男子スピードスケートの銅メダリスト加藤条治選手ら選手2人に報奨金計1600万円を支給。
その際、報奨金の半分を永守さんがポケットマネーから支給したことが話題になりました。
また、平昌オリンピックで2つの金メダルを獲得した高木菜那さんに対し、報奨金4000万円を支給し、3階級特進して係長級に昇進させたことも記憶に新しいですよね?
ちなみに廃部が決定しましたが、北京オリンピックの報奨金は会社の規定に従って贈られるそうです。
このように永守さんのスケート部への思い入れは強く、スケート部の存続について議論されるようになっても永守さんの意向でスケート部を存続させていた可能性が高いのですが、何らかの理由でそれができなくなったということなのかもしれません。
3月1日にスケート部の廃部が突然発表されたことについて、高木菜那さんは6日に初めて言及しました。
「自分たちも聞いたのがその日(1日)だったので、正直びっくりした気持ちと、悲しい気持ちと、自分たちの結果が及ばなかったという、いろんな感情がある」と現在の心境を吐露。その上で「この所属先でレースが出来るのはあと2大会しかないので頑張りたい」と前を向いた。
出典 日刊スポーツ
スケート部の廃部発表から数日経っていましたが、今も気持ちの整理はついていない様子で、「発表されてから日にちも経っていないので、いろんなことを考えなければと思っている」と、今後について色々と考えることがあることを明かしました。
今の時点で高木菜那さんは引退後の予定を明かしていませんが、(係長級ということもあり)所属先で指導者になることを考えていたことは予想できますし、所属先がなくなることで、今後の予定を大きく方向転換させる必要があるかもしれません。
高木菜那さんのことを検索すると、「高木菜那 かわいい」がすぐに検索予測に出て来るくらい、高木菜那さんのことをかわいいと思っている人は多いようです。
その人気の高さからスポーツキャスターに起用されることが考えられますし、タレントとしてもオファーはあるのではないでしょうか?
・・・もしかすると、結婚も選択肢の中にあるかもしれませんね。
・熱愛彼氏や結婚の噂は…?
高木菜那さんに熱愛彼氏や結婚の噂はあるのでしょうか?
2016年頃から高木菜那さんのインスタグラムにある男性が度々登場しており、その男性が熱愛彼氏だという噂があるようです。
その男性とは、高木菜那さんと同じ日本電産サンキョーに所属している「ウイリアムソン 師円(ウイリアムソン シェーン)」さん。
ウイリアムソン師円さんは北海道出身のスピードスケート選手でソチオリンピックに出場しており、オーストラリア人の父親と日本人の母親に生まれたハーフのイケメン。
ただ、ウイリアムソン師円さんと高木菜那さんが交際しているという確かな情報はなく、同じ所属先の仲の良い選手というだけなのかもしれません。
高木菜那さんは、平昌オリンピック後に肉体強化のトレーニングを依頼した室伏広治さんとは深い絆で結ばれているようで、「今回のオリンピックは室伏さんのためかなと思うので、そのために頑張ろうって思っています」と、室伏広治さんのために北京オリンピックを目指すことを公言していました。
「平昌オリンピック終わってから自分の中で葛藤があって、スケートへの情熱や、どこを目指していったら良いのだろうと…」と、平昌オリンピックで世界のトップに立った後、目指す先が分からなくなっていたという高木菜那さん。
そんな状況に陥る中で「全然違うアスリートだったり、スポーツの事から色々学んでみたいと思った」そうで、そこで白羽の矢が立ったのが室伏広治さんでした。
二人三脚のトレーニングで変化があったのは肉体面だけではなく、「北京五輪は、室伏さんにベストパフォーマンスを見せるだけかなって思ったので、金メダルを獲りに行けたらいいなと思っています」と、目標を失っていた以前とは変わり、はっきりと金メダルを獲得するという目標と、お世話になった室伏さんにベストパフォーマンスを見せたいと前向きな気持ちになれたようです。
また、室伏さんのことを「北京オリンピックにかけてきた4年間の私にとって、無くてはならない存在だったなと思います」とも告白しており、高木菜那さんにとって室伏さんは特別な存在になっているようです。
・・・これは室伏さんが熱愛彼氏だというカミングアウトにも聞こえますが、室伏さんは2015年5月に当時28歳の一般会社員の女性とご結婚されています。
室伏さんが独身だったら熱愛に発展する可能性もあったかもしれませんが、さすがに略奪愛はないと思いますので、室伏さんが熱愛彼氏ということはないのではないでしょうか?
高木菜那さんは、2018年に出席したイベントで、記者から理想のプロポーズを聞かれると「相手を見つけることが最初かな。人生は1回しかないので、自分が素でいられるような人を見つけられたらいいな」と照れくさそうに語っています。
どうも、2018年の時点では高木菜那さんに相手(彼氏)はいなかったようですね。
その後も彼氏がいるという有力な情報はありませんでしたが・・・高木菜那さんの所属先が廃部になるというニュースのコメント欄に気になる書き込みを見つけました。
日本電算サンキョーの地元長野で平昌五輪後の祝賀パレードを観に行きました。高木菜那さんは今五輪シーズンで引退でしょう。残念だとは感じません。彼氏さんも出来たそうで、新たな道に進むことに賛同します。高木菜那さんの功績とサインは私の宝物です。
出典 日本電産サンキョースケート部廃部 高木菜那の今後は「帰国後に話し合い」 報奨金「規定に従って贈る」
「彼氏さんも出来たそうで、新たな道に進むことに賛同します」。
この書き込みから、最近になって高木菜那さんに彼氏が出来たというように読み取れますね。
最近、高木菜那さんはお化粧に凝っており、美容にも気を使っていることを明かしています。
恋をすると女性は綺麗になるといいますが、本当に彼氏が出来たのでしょうか…。
高木菜那さんは今年7月に30歳を迎えます。
30歳は結婚を考えるひとつの節目になりますし、この書き込みの信憑性については疑問は残りますが、真実だとしたらその彼氏と結婚する可能性も考えられます。
まあ、本当にご結婚されたら、この書き込みをした人はかなりの情報通ということで、文春あたりが放っておかないかもしれませんね(笑)。
最後までお読みいただきありがとうございます。