サッカー元日本代表でヴィッセル神戸所属の大迫勇也(おおさこ ゆうや)選手。
怪我で苦しんだ時期もありましたが、2023シーズンは得点王、ベストイレブン、JリーグMVPに輝き、個人タイトル3冠を達成。
“大迫半端ないって”という言葉が浮かぶ活躍で、改めてその凄さを知らしめた大迫勇也選手。
今回は、大迫勇也選手は代表に復帰に出来るのか、またプライベートで気になることにも迫ってみました。
・プロフィール
名前 大迫 勇也 (おおさこ ゆうや)
生年月日 1990年5月18日
出身地 鹿児島県南さつま市
身長/体重 182cm/71kg
血液型 O型
利き足 右足
ポジション FW
スパイク ティエンポレジェンド9 エリートFG
所属 万世SSS→鹿児島育英館中→鹿児島城西高→鹿島アントラーズ→TSV 1860 ミュンヘン→1.FCケルン→ヴェルダーブレーメン→ヴィッセル神戸
3人兄弟の次男。
父親は野球、母親はバレーボール経験のあるスポーツ一家で育ち、3歳の頃からサッカーを始めた。
鹿児島育英館中学の途中からFWに転向。
2年生の頃から頭角を現し、鹿児島城西高校に進学。
城西高校では1年生の時からレギュラーとして活躍。
第87回全国高等学校サッカー選手権大会では、10得点10アシストの大会新記録を樹立。
準々決勝の滝川二高戦後に相手主将が言葉にした「大迫半端ないって」が有名に。
2009年、鹿島アントラーズに加入。
高卒加入選手のシーズン最多となる6得点を記録した。
2013年、リーグ戦19ゴールを挙げる活躍でJリーグベストイレブンを受賞。
2014年1月、ドイツ2部(当時)のTSV1860ミュンヘンに完全移籍。
リーグ戦15試合に出場し、6得点3アシストの成績を残した。
同年6月、1.FCケルンに移籍。
2018年からはヴェルダー・ブレーメンでプレーした。
2021年8月、ヴィッセル神戸に加入。
日本代表としては、2013年7月の中国戦でA代表初出場。
国際Aマッチ 57試合25得点。
・現在の年俸は…?
現在の大迫勇也選手の年俸はいくらなんでしょうか?
2021年まで在籍したブレーメンでは、公式戦87試合に出場し15得点8アシストを記録。
同年8月には、約8年ぶりのJリーグ復帰となるヴィッセル神戸への完全移籍が発表されましたが、日本代表のエースに相応しい待遇で迎えられたようです。
J1の神戸は8日、ドイツ2部ブレーメンの日本代表FW大迫勇也(31)が完全移籍で加入すると発表した。複数の関係者によると複数年契約で、推定年俸はJリーグの日本人選手としては歴代最高となる4億円とみられる。
大迫は14年1月に鹿島から当時ドイツ2部の1860ミュンヘンに移籍し、以降はケルン、ブレーメンでプレー。日本代表では14年ブラジル大会、18年ロシア大会と2度のW杯出場経験を持ち、森保ジャパンでも絶対的なエースストライカーとして君臨する。
出典 スポーツ報知
ブレーメンではトップ下やサイドなどでプレーすることが多かった大迫勇也選手。
ストライカーとしてのこだわりや1年後に迫るワールドカップを見据え、Jリーグのヴィッセル神戸への移籍を決断しました。
もちろん年俸4億円×複数年という好待遇がヴィッセル神戸への移籍を決断させる後押しになったのは間違いありませんが、「ここからもう一段階自分を成長させるため、強い気持ちを持って移籍を決断しました」といったコメントにあるように、ワールドカップを見据え、自身を更に成長させるためにはヴィッセル神戸への加入が最適だと考えたようです。
ただ、4億円という年俸に相応しい活躍を現状でしているかといえば…。
※2022年の情報です。
https://twitter.com/visselkobe/status/1731993914968883472
2023シーズン、大迫勇也選手は大きな怪我もなく、リーグ戦全試合に出場し22得点。
J1得点王のタイトルを獲得する活躍で、ヴィッセル神戸を悲願のJ1初優勝に導きました。
個人タイトル3冠(MVP、得点王、ベストイレブン)を達成し、2024シーズン開幕前にクラブとの契約を2026年まで延長。
年俸については言及はありませんでしたが、前年の活躍からも4億円から下がることはないのではないでしょうか。
・年俸推移
- 2009年 360万円 鹿島アントラーズ
- 2010年 1000万円 鹿島アントラーズ
- 2011年 1000万円 鹿島アントラーズ
- 2012年 1500万円 鹿島アントラーズ
- 2013年 2000万円 鹿島アントラーズ
- 2014年 約6000万円 1860ミュンヘン
- 2015年 約8000万円 ケルン
- 2016年 約1億3000万円 ケルン
- 2017年 約2億円 ケルン
- 2018年 約2億5000万円 ヴェルダー・ブレーメン
- 2019年 約2億5000万円 ヴェルダー・ブレーメン
- 2020年 約2億3000万円 ヴェルダー・ブレーメン
- 2021年 4億円 ヴィッセル神戸
- 2022年 4億円 ヴィッセル神戸
- 2023年 4億円 ヴィッセル神戸
- 2024年 4億円 ヴィッセル神戸
・現在の市場価値
現在の市場価値は80万ユーロ(約1億3000万円)。
・市場価値の数位
- 2009年5月 100万ユーロ 鹿島アントラーズ
- 2010年12月 75万ユーロ 鹿島アントラーズ
- 2011年7月 85万ユーロ 鹿島アントラーズ
- 2012年6月 100万ユーロ 鹿島アントラーズ
- 2013年7月 125万ユーロ 鹿島アントラーズ
- 2014年6月 200万ユーロ 1860ミュンヘン
- 2015年7月 225万ユーロ ケルン
- 2016年7月 175万ユーロ ケルン
- 2017年6月 550万ユーロ ケルン
- 2018年7月 600万ユーロ ブレーメン
- 2019年6月 500万ユーロ ブレーメン
- 2020年4月 350万ユーロ ブレーメン
- 2021年6月 100万ユーロ ブレーメン
- 2022年6月 90万ユーロ ヴィッセル神戸
- 2023年6月 90万ユーロ ヴィッセル神戸
- 2024年2月 80万ユーロ ヴィッセル神戸
・日本代表に復帰できる…?
世界的な選手や代表レベルの選手を多く抱えながら最下位に苦しんでいたヴィッセル神戸。
エースとしての活躍が期待された大迫勇也選手は、ここまで怪我を抱えながらプレーし続けており、第19節までわずか1得点と低調なパフォーマンスが続いていました。
そんな苦しいシーズンを送る中、7月6日に行われたJ1第20節の清水エスパルス戦で大迫勇也選手は最高の結果を残しました。
後半途中に投入された大迫勇也選手の華麗なゴールで、ヴィッセル神戸は2-1で勝利。
見事に最下位からの脱出に成功したのでした!
動画を見てもらえれば分かると思いますが、まさに“半端ない”世界レベルのゴールですよね。
ただ、前述したように大迫勇也選手は怪我の状態を考慮され、時間限定でのプレー(途中出場)を余儀なくされています。
11月21日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」大会を見据え、そろそろコンディションを上げていきたいところですが…。
それでは、大迫勇也選手が日本代表に復帰する可能性はあるのでしょうか?
今月19日から開催されるE-1選手権のメンバー選考については、「サプライズはない」と明言。同大会には国内組で臨むなかで、「日本代表経験が浅いとか、初招集の選手はいるかもしれないが、活躍している選手は誰が見てもそう。点を取っているとか」として、Jリーグで結果を残している選手を選ぶ意向を示した。
ちなみに「選考が難しい」と指揮官自らが認めたのがFWだ。J1第19節終了時点で得点ランクトップの上田綺世がベルギー1部のサークル・ブルージュに移籍し、同3位の町野修斗(湘南)は、19節・名古屋戦で足首を痛めた模様。こうした現状を踏まえ、「調子の良い選手を選びたい」とコメントした。
出典 サッカーダイジェスト
7月19日に開幕する「E-1選手権」に国内組(Jリーグ所属選手)で挑むことをことを明らかにした森保一監督。
森保監督は選手選考の基準として「活躍している選手は誰が見てもそう。点を取っているとか」と話しており、Jリーグで結果を残していればチャンスがあることを明言しました。
しかし、「E-1選手権」では早々に大迫勇也選手の未招集が決まり、U-21日本代表世代が多く召集される見込みとなっています。
この大会がワールドカップメンバーの最終選考というわけではありませんし、「活躍している選手」という非常に分かりやすい選考基準から、まずは怪我を完治させ、ゴールという分かりやすい結果を出していくことが大事ではないでしょうか?
これはあくまでも個人的な見解ですが、大迫勇也選手にはワールドカップメンバーに選出されるアドバンテージがあるように感じます。
一部の選手を贔屓しているという批判があるように、これまでのチーム(代表)への貢献度を重視する森保監督。
今後、大迫勇也選手が他のライバル選手と同じような活躍をすれば、長年エースとして代表を支えてくれている大迫勇也選手を選ぶ可能性は高いのかもしれません。
※2022年の情報です。
https://twitter.com/SoccerDigestTV/status/1661296955505668097
2023シーズンの活躍で、大迫勇也選手の代表復帰を熱望するサッカーファンが増えているんだとか。
ただ、2024年に入ってからのアジアカップ、ワールドカップアジア予選でも大迫勇也選手が代表に招集されることはありませんでした。
これについては若手に経験を積ませたいという森保監督の思惑があるそうなんです。
今季の活躍を考えれば、武藤のメンバー外も意外に映った。ただ、河治氏は彼らの実力は森保一監督も熟知しているとの想定で、「大迫選手や武藤選手は本当に必要な時に呼べばいい」と持論を展開した。
出典 : サッカーダイジェスト
アジアレベルでは若手を起用し、(W杯予選で苦しむなど)本当に必要な時に大迫勇也選手を代表に招集する考えではないかと専門家は話していますが、その時がいつになるのか?
いまはただJリーグで牙を研いで、日本がピンチにかけつけてもらいたいところ。
・結婚相手の嫁と子供…?
ここまでは大迫勇也選手の現在の状況や代表復帰の可能性について触れてきましたが、ここからはプライベートについて迫ってみようと思います。
大迫勇也選手はご結婚されているのでしょうか?
サッカー大迫勇也選手の“美人妻”三輪麻未、4年後への決意を明かす #三輪麻未 #大迫勇也 #サッカー #W杯 #ワールドカップ #SAMURAIBLUE #日本代表 #日本代表ありがとう 【ほか写真あり】https://t.co/tX9wkS6Roi
— モデルプレス (@modelpress) July 5, 2018
TSV1860ミュンヘンへ移籍した2014年3月にモデルの三輪麻未(みわ あさみ)さんと結婚。
ちなみに入籍日は代表戦があった「3月5日」で、大迫選手の愛称「サコ」から語呂合わせで「さ(3)こ(5)」に決めたそうです。
詳しい馴れ初めは明らかになっていませんが、2歳年上の麻未さんとは知人の紹介(合コン?)で知り合ったそうで、1年半の交際を実らせゴールインしました。
「初めての海外での挑戦というタイミングで、これまでも精神的に支えてくれた彼女と一緒になりたいと素直に思いました。これから二人で力を合わせて、温かい家庭を築いて行きたいと思っています」
出典 オリコン
海外挑戦をきっかけに結婚を決意することは珍しくありませんが、2014年10月に第一子となる長女が生まれていることから実は“授かり婚”だったのではないかといわれているようです。
また、2019年4月には第二子となる次女が誕生しているように夫婦仲は相変わらず良いようです。
2023年の「Jリーグ・アウォーズ」MVP表彰式には奥さんと娘さん2人も登壇。
可愛く成長した娘さんたちも大迫勇也選手の晴れ舞台に誇らしげでした。
2024シーズンは始まったばかりですが、大迫勇也選手は3月末現在で2得点1アシスト。
Jリーグ連覇&2年連続得点王になれば、森保監督も悠長には構えていられないはず。
大迫勇也選手の日本代表復帰に期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。